赤ちゃん連れフォトグラファーのAzusaです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

投稿六十回目は

「【私がホームレス小谷さんの家族になった理由・前編】

私と正反対の生き方をしている小谷さんとの出会い」

について書きたいと思います。

 

 

 

(初めてお越しの方は

こちらの自己紹介をご覧いただけたら

嬉しいです!)

 

 

 

 

 

一昨日まで

 

ホームレス小谷さん

その奥さんのもんちゃん

 

がバンコクにいらしていました。

 

 

 

 

 

ホームレス小谷さんとは

世界一幸せなホームレス

 

 

 

 

ホームレスになってから

 

 

奥さんと出会って結婚

 

毎日のように好物のお寿司を食べ

 

ビジネスクラスで世界を飛び回り

 

その奇想天外な生き方を

テレビや雑誌で特集されたりしている方。

 

 

 

 

 

 

 

私が小谷さんに初めて会ったのは

 

去年9月にJAPAN EXPOで行われた

えんとつ町のプペル展でした。

 

 

 

 

 

 

えんとつ町のプペルについては

 

 

絵本としては異例の大ヒット作であり

 

 

 

西野亮廣さんが

発売わずか数ヶ月で

 

絵本の全ページを無料公開されたことが

大きな話題にもなっていたので

 

 

ずっと気になっていたのですが

 

 

 

 

プペル展の数ヶ月前

去年の日本一時帰国の際に

 

 

 

親友宅で絵本を見付け

 

 

 

"いつも泣きながら読んでいる"

という親友の話を聞きながら

 

 

実際に手にとって開いてみると

 

 

 

 

その絵のあまりの美しさに

思わずしばらく見とれてしまいました。

 

 

 

 

 

 

そういった経緯もあったため

デコクラフトの裕美さん

 

 

 

"プペル展に一緒に行きませんか?"

とみなさんに呼びかけられていたとき

 

 

 

迷わず仲間に加わらせてもらうことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

サイン会の列に並ぶこと数十分。

 

満を持して西野さんが登場。

 

 

 

 

 

その傍にいた

サンタさんみたいに全身赤い服を着ている人

 

 

 

それが小谷さんでした

 

 

 

 

 

 

 

購入した絵本に西野さんのサインをいただき

 

 

 

会場を後にしようとしていた時

 

 

 

 

 

近くにそのサンタさんがやって来て

 

 

 

裕美さんと何やら

親しそうにお話されています。

 

 

 

 

 

 

そしていきなり

 

"この人はホームレスで

自叙伝を売って生活している"

 

 

と裕美さんから紹介され

 

 

 

"これ西野さんが書いていて

絶対に面白いから"

 

"買ったらご利益があるから"

 

 

というセールストークを

 

 

私の堅い頭が処理しきれないうち

 

 

 

 

小谷さんと裕美さんの勢いに

半ば負けるようにして

 

 

自叙伝「笑うホームレス」を購入

 

 

 

 

 

 

その日の夜

こどもたちが寝静まった後

 

 

早速、自叙伝のページをめくってみると

 

 

「恩で人生を回していく」

とか

 

「万人を相手にするより

一対一を万回やる方が強い」

 

「環境を活かす方向で

自分の活動を考えれば良い」

 

 

といった西野さんの思考が垣間見れたり

 

 

 

 

また

 

 

「お金って何だ」「幸せって何だ」

 

「向かい風でも帆の角度を変えれば

前に進める」

 

「笑いたければ、まず笑え」

 

 

といった

 

 

はっとさせられたり

 

考えさせられたり

 

納得させられたり

 

 

する部分もあって

 

 

 

思いがけず

一気に読んでしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな出会いから一年。

 

 

 

 

 

小谷さんが

 

今度はもんちゃんと一緒に

 

 

再びタイにやってきました。

 

 

 

 

 

目的は

 

裕美さんに

小谷さんの自叙伝30冊をお届けすること。

 

 

 

 

そのための交通費は

 

小谷家族 という

小谷さん夫婦を支援する人たちの集まりである

 

小谷夫婦の"家族"が

 

 

毎月出資しているお金から賄われます。

 

 

 

 

 

ところが

 

 

小谷夫婦がバンコクに来るにあたって

 

 

裕美さんが何気なく放った

「取ります!ビジネス?」

の一言で

 

 

一気に一ヶ月に使える限度額

を越えてしまったそう。

 

 

 

 

それに対して

夜も眠れないほど

責任を感じてしまった

 

裕美さんがとった行動は

 

 

 

バンコクで家族を増やすこと

 

(詳細は裕美さんのこちらの投稿に書かれています。)

 

 

 

 

小谷さんにたくさんの人に会ってもらって

小谷さんの生き方を知ってもらって

 

家族になってもらおうというわけです。

 

 

 

 

 

 

 

母子家庭で育ち

決して恵まれているとはいえない

環境の中で

 

 

ガツガツと前のめりに

チャンスに食らいついて

 

 

雑草みたいに生きてきた私には

 

 

 

 

長い間、周りは全て敵であり

 

 

人の親切や厚意も

素直に受け取ることができずにいて

 

 

 

人のありがたさについて

理解できるようになったのが

 

おそらく人より極端に遅く

 

 

 

 

 

ようやくそれが少しずつ

身に沁みて分かってきた後でも

 

 

 

 

基本的に完璧主義な私は

 

"自分でやった方が確実だし

自分の思い通りにできる"

 

 

という思考の癖が抜けず

 

 

 

 

人に物事を任せることができませんでした

 

 

 

 

 

去年三人目を生んで

海外で子育てをし

 

 

 

それでも

 

興味があることには

手当たり次第、手を出してしまって

 

 

 

しかも

 

夫の手もなかなか借りられない

 

 

という状況になり

 

 

 

 

どうにも立ち行かなくなってきて

 

 

 

そうして初めて

 

少しずつ

人に甘えられるようになったものの

 

 

 

 

 

それでも

 

 

小谷さんのように

周りの善意に

自分の生活全てを預けて生きるなんて

 

 

 

自分には全く無い価値観

 

 

 

 

 

正直言うと

家族になった今でも

 

 

完全にはその感覚は

理解できていないと思います。

 

 

 

 

 

 

そんな私が何故

家族になろうと思ったのか

 

 

 

 

そこには例によって

ブラックな理由がありました。

 

 

 

 

 

【私がホームレス小谷さんの家族になった理由・後編】

家族の夢を応援してくれる素敵な仲間、小谷家族

に続きます。

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