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アヅ☆マスター

アヅサのユルユルダラダラ記録

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一息。
 
先日から欲していた西瓜。やっとありつけた。
昨日は連日続いている雨と、途中の日差しとで湿度がそんな身体に打撃を加えた。やや寝不足のまま青山へ。
まつげのメンテナンスで仮眠。
取り置いた品物を受け取りに、その後渋谷まで歩き再び明治神宮まで。
その途中の西瓜。
 
ここ数日は色々と仕事で思う所があった。
が、いずれも帰宅すれば当日から翌日には発散出来ていた。
 
あの日から、仕事には今まで以上に実直になろうとしている。
真っ直ぐでいたい。
自分に出来る事をやらないまま怠惰で過ごす訳にいかず。
何故って、いつでも側で見守っている彼に恥ずかしくない主人でいたいのだ。仕事中もつい諦めそうになる作業も、そうこうしてここ最近はこなしている。
そしていつか、また彼を抱き上げることが出来る時に恥ずかしくない主人でありたい。
 
彼が残りのあたしの人生を形成している。
何とも心強い。
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愛おしい彼への花。
再び今回は彼もあたしも好きな薔薇を選んだ。並びに、赤みを入れて。
彼も赤は好きだった。
好きだったのだろうか。あたしがそうさせてしまったのだろうか。
 
彼が幼いころから、あたしが準備した寝床や玩具は赤を使用したものばかりで囲っていた。
大人になった彼は、その後も青や茶などの色のものを見せても自然に赤いものの方へ足が向くようになっていた。
色の認識は人間ほどでは無いが、赤は彼らの種族では認識できないらしい。
しかし彼はいつもそちらの方へ向かっていくのだ。
 
矢張り何かしらの理解をしているのではないだろうか。
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向日葵も勿論。
夏が終わるまでは取り入れていきたい。
大きく、元気で真っ直ぐに明るい方へ向く彼のように。
 
梅雨空が続いている。
彼はいつも湿度が高いと床で平たく伸びていた。あの日々が思い出される。
夜中に彼の歩く音が聞こえるが、家の中を守ってくれているのだろう。

 

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今日であの日から四十九日が経ったよ。
あんじ。
お疲れ様。
有難う。
 
今もまだ、彼の重さも柔らかい毛も柔軟な肉球も硬い髭も鈴の音のような鳴き声も足音も食事を食べる音も耳の中の触り心地も舐めてくれる舌のざらつきもすぐに思い出せるのに。
どうして姿が見えないのかしら。
あの小豆色の肉球が真っ白になってしまった日は、まだ数分前の事のように気持ちを揺さぶり続けている。
 
最近顔つきが変わってきたと周囲に言われ始めたのは、彼の顔に少しでも近づきたいと願っているからか。
自身の中で彼が生き続けてくれるのならば、いっそ自分の顔も何もかもすべて彼に委ねたい。
そう過ごしてきたここまでの四十九日だった。
 
離れないように。
離さないように。
彼にとって誇れる主人であり続けるために。
愛想をつかして別の世界に行かないように。
彼の愛の呪いは一生自分を捉えているだろう。
そして、自分の愛の呪いが一生彼を捉えていられるように。

全てを彼に委ねて生きていきたい。

真っ直ぐで、優しくて、寂しがり屋で、我儘で、愛おしい、凛としたあの美しい彼に。