夏真っ盛り。
昨日は炎天下を延々と歩き続けた。暑い。汗が止まらない。夏。
帰り道、今回の彼への花をどうしようかと電車の中で考える。
向日葵は外せない。
花屋へ赴いたところ、向日葵だけの花束を見つけた。それはそれで良いのだが何だか快活すぎるような気もする。
白だけで彩られた花束もある。爽やかだ。これも良いかと思ったが、そうは言っても矢張り向日葵を入れたい。すると何だか不格好。
結局選んだのは向日葵の黄色と夏の夕方のような橙色。
夏も真っ盛り。
夏も中盤。
間もなくお盆となり、残暑・晩夏となるだろう。
ひたすら歩いた昨日は、身に着けた装飾品に彼を感じながら共に歩いた鎌倉の一日を思い返しつつ、花束を手に帰路に付いた。
家から出た事のない彼にも、夏を感じて貰えただろうか。







