２度目のパンチャカルマ日記⑦ ヴァスティ（薬用浣腸法）
アーユルヴェーダセラピストのクミコです。
ブログも数日間ほったらかしでした。。
さて、1月〜2月に受けたパンチャカルマの続きを書きます。
第４週目のプログラムは、
トリートメントの方はナヴァラキリ7日連続です。
トリートメントが終わりシャワーを済ませてしばらく待つと
再びセラピストに呼ばれます。
いよいよヴァスティが始まりした！
浣腸はドクター（女性）が行ってくれました。
私の場合、今回は３日間だけになりました。
前回は他の施設で７日間でした。
その覚悟していたので、
今回、日数が短くて正直ほっとしました(^◇^;)
浣腸は、、、大変なんです（笑）
ただ、ヴァスティ３日間後に
最後にヴィレチャナ（下剤法）を行うとのこと。
ヴァスティ（浣腸法）
この浄化療法はヴァータ性疾患からくる病気に対して
潜在的治癒能力があり、すべてのパンチャカルマ治療の中
でも治療後の効果が優れていると言われます。
体内の全ての毒素を消化管を通って洗い落とします。
便秘、膨張、慢性の熱、風邪、腎臓結石、
胃酸過多、痔、腰痛等を和らげます。
リウマチ、痛風、関節炎はヴァスティによって治療します。
薬が直接、酵素作用なしで体の内部に達するので、
有効性は非常に高いです。
健康回復、若返りのアンチエイジング治療として
高い免疫力！と寿命を与えます。
老化した組織を減少させ、体全体の老化を防ぎます。
通常７日間ではカシャヤとスネハの2種類の方法を
一日づつ交互に行います。
＊カシャヤヴァスティ 煎じ液を大量に肛門へ注入する
＊スネハヴァスティ 薬用オイルを肛門へ注入する
私はスネハヴァスティの方で、
量は150ml づつ挿入してもらいました。
カシャヤの方がスネハより洗浄力が強いです。
が、ドクター曰く、煎じ液の方は入れるのも大量だし、
体がドライになる可能性があるため、比較的に若い人向き。
40代まででしょうか。
50代以降の（体力の弱い）クライアントには
安全な薬草オイルを勧めます。
オイルは体を強くしてくれるので、体の弱い人、
アンチエイジングには相応しいのです。
↓2012年の体験です。ご参考に（笑）
浣腸後はしばらくキープしてね！とドクターに言われましたが、
ほんと辛いのです（笑）
今回は宿泊した所（ビーチ沿い）と市内の病院が離れています。
交通機関（タクシー、リクシャー）を利用するので、
とても気を使いました。
第２週でヴィレチャナ（下剤法）を行なっていたため、
ある程度の浄化が進んでいるので、意外と穏やかな感じでした。
パンチャカルマももうすぐ終わり、
かなりすっきりとしてからだも軽くなっています。
ヴァスティ後は、再びヴィレチャナを行います。
トリートメントの方は
ナヴァラキリも終わり、
最後の２日間はアビヤンガとタクラダーラに戻ります。
2度目のパンチャカルマ日記 ①
2度目のパンチャカルマ日記 ② スネハカルマ
２度目のパンチャカルマ日記③ ヴィレチャナ下剤法
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