こんにちは!

オランダ在住、フリーランス

ビジネスコンサルタントの

田口歩(たぐちあゆみ)です

ブログへのご訪問、

ありがとうございます。

 

初めましての方は、こちら


前回までのMy historyはこちら。

 

新しい転校先では、部活も引き続き
「音楽部」に入り、
ミサではカトリックの歌を歌い、
文化祭では「ミュージカル」を上演
していました。


(こんなに可愛くはなかったですが^^)

校則や規律が厳しい学校でしたが、
仲間である同級生1人1人が

個性豊かでチャーミングな点に
救われた5年間でした。

むしろ、そういった「厳しさ」の中で
「なんとか楽しんでいこう」とする
気持ちが、人をチャーミングにする
のかも?
しれません。

そして思い返すと、「仏教」と
「キリスト教」の2大宗教に触れる
ことによって、それぞれの「同意
出来る所」「出来ない所」を
見出だした私は・・・

 

「アユミ教」ならぬ「自分軸」
この頃、着々と自分の中に作り
上げていっていたのだと思います。

 

【My history vol.20 アユミ教誕生?】


次から述べるのは私が感じた「仏教」
「キリスト教」の特徴です。

よって信者・研究者の方からは色々
突っ込みたくなる部分もあるかと

思います。

ですが「定義の正確さ」を論議
したいわけではありません。

それらを学んだ私が

「それによって『どんな自分軸

(アユミ教?)』を作ったのか?」

を書く為の「前振り」として、

流し読みください。



●仏教とは●


「仏教」はそもそも、
皆が「仏(仏陀)=悟りの境地に
至った人・覚醒した人」

になることを目指して修行に励む
宗教です。

よって
皆が「仏(仏陀)」になれるし、
その為の各々の紆余曲折が許されて
いるのを感じます。

元々、お釈迦様(=ゴータマ家の
シッダルタ君。仏教の開祖で)も、
修行に出てから、色んな紆余曲折
ありました。

例えば、グループで苦行を積んでいる
時に死にそうになり「ちょっと断念
します~」と一人離脱。

里におりた時に、スジャータさんから
乳粥を提供され、一命を取り留めて
います。
 

グループリーダーが離脱するのも、
何とも人間らしいなと思います。

勿論、宗派によっては
「『南無阿弥陀仏』さえ唱えていれば
極楽浄土に行けまっせ」という、
「極楽依存」を引き出す宗派もある
ように思います。

ですが、仏教の基本は

毒矢の例え」にあるように、
「目の前のことに

集中してやりなさい、
それをすればどうなるのか?
死後の世界はどうなのか?とか
ごちゃごちゃ言ってないで」

という所にあると思います。

「人を救わず、生き方を教える」
のが仏教のように思います。

「仏教」は「哲学」であって、
「宗教ではない」

と言われるのは、

こういう特徴のせいかもしれません。

「宗教」ではないことを

示す為に

「仏道」と呼ぶ方もいますね。

キリスト教では
「人間」を作るのは「創造主=神」

です。

お釈迦様はそもそも、現ネパールの
釈迦族の王子様=「人間」である為、
キリスト教では「創造主がお釈迦様を
作った」とも言われます。


ですが、仏教では
「人間」が「神」を作っているし、
そもそも「神」を否定
してすらいます。

この辺りが、キリスト教とは大きく
異なる点だと思います。

 

●キリスト教とは●


「キリスト教」の基本は、
「全知全能の創造主=神」が

世界や人間を作り、

その創造主の子(=神)であり、

人間界に生まれたのが
「イエス・キリスト」

です。

そして、
「全ての人間は罪人であるから
悔い改めよ」ということで、
全人類は例外なく「罪人」
です。


なぜなら、人類は「創造主」に
対して色々な罪を犯すから。

恐れを抱いたり、破壊をしたり、
人生に意味がないと思ったり。 
 

これらは全て
「創造主に対する罪」です。

そして、

人間の「罪」に対する「罰」を、

救世主として

「全人類」の代わりに引き受け

てくれたのがイエス様

です。

そして「救世主・イエスキリスト」を
信じた人は、全ての罪は赦され、
罰を受けることはありません。


だって、イエス様が引き受けて
くれたから。

その為、死後も「神の国」へ入れて
もらえるのです。

よって、人間が、
救われたいのであれば

キリストを信じ、
「神の御心のままに」

生きましょう
というのが、キリスト教です。

当然ながら

「紆余曲折」とかしちゃダメです。


だって生き方は「創造主」や
「キリスト」が既に示しているから。

戒律が厳しいのは当然です。


「人間はそもそも罪人で、

目を離すとすぐ悪さするから、

規律を守りましょう」

ということかと。

●もし誰かに
「キリスト教と仏教、
どっちを信仰したらいいと
思う?」と聞かれたら●


「誰かに自分を救ってもらいたいなら
キリスト教」


「自分で自分を救いたいなら仏教」
 

と答えるように思います。

仏教の学校には1年間、
カトリックの学校には5年間

通いました。

ですが・・・ 
5年もいて最後まで
この「罪人思想」が全く
理解できませんでした

(これこそ「罪」ですね)


私は何より

恐れを抱いたり、破壊をしたり、
人生に意味がないと思ったりって、
何だかすごく人間らしくて、
いじらしいじゃない?


と「人間の魅力のひとつ」

くらいに思っています。

何より
「神に従うべし」
と説く
のは、

人間の「依存心」を
最大限に利用していない?

と思っちゃったりするのでした。

人間が弱いことも、

罪を犯すことも知っています。

「人間=罪深い存在だ」

と言われたら、そうかもしれません。

ですが、私はそういった、

自分が犯した「罪」や、

自分が招いた訳でもない

「不幸」も含めて、
「自分で自分を救いたい人」
だったんだ

と気付きました。

パンパカパーン!
「アユミ教の誕生」です。

 

なぜかというと、
結局は自分のことが好きだった
んだと思います。


生まれが良い訳でも、
学歴が良い訳でも、

何かが出来る訳でもありません。

色んな自己嫌悪もして来たし、
それこそカトリックでいう
「罪人代表!」
みたいな所はあったと思います。
 

けれど、そういう紆余曲折の中、
のたうち回っている自分を俯瞰して、
「愚かな人間らしくていい

じゃないの」(みつを?)
と、ニマニマしている
「もう1人の自分」がいました。

それが自分に対する「自信」であり
「自尊心」だったのかな?と。

「何かが出来るから」という
「条件付き」で自分を信じる
のではなく、
何かが出来ても出来なくても、
良い人であっても
なくても、
無条件で「自分」を
信じたい
所があったように思います。

そこが「完全キリスト教徒」に
なれなかったんだなぁと思いました。

では「完全仏教徒」になれたかと
いうと、それも違い・・・。

「アユミ」はいったいドコに

行くのか・・・

 

続きはコチラ。

(記事がアップされると読めるようになります。)


 

 

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