「カレー部」に誘ってくれたのは、安西水丸さんであった。
一升瓶久保田(萬寿)を前に豪放磊落な笑顔を見せるのは
倉嶋紀和子さん。日本酒美人のお手本のような色白美肌~♪左奥は美人ライターのオチアイさん。
そもそもは2年前、安西水丸さんと倉嶋編集長の「オトナのお酒・ホッピー講座」(東京新聞主催)というトークショーがあり、わたしはその司会をさせてもらったのだった。
なにしろ酒談義であるから、講座の最中からお二人はお酒を飲み始め、打ち上げにお邪魔させて頂いたわたしは酔っぱらってよくわからないうちに仲良くさせてもらうこととなった。
水丸さんもさることながら、この
はものすごい。水丸さんいわく「ほんと、いい酒飲みですよ」。
部会にはなんと同じくイラスト界の巨匠@長友啓典さんもいらした。(感動した。)
長友さんがあるとき待ち合わせ場所へ行って目にした倉嶋さんの姿は…、
「コンビニの前で缶ビールをあおってたんだよ。男でもなかなか見ない。あ~れ~はすごい飲みっぷりだったねえ。」
長友さんは関西弁でおっしゃった。
そういうわけで「カレー部」の部員は全員ものすごく豪華でお酒の強者たち。
部長は、カレーと日本酒がお好きな水丸さんゆえ、カレー部ではカレーと日本酒を合わせるのがキマリらしい。
エビのカレー。
ほどよい辛さで、エビのダシが効いておいしかった。
そして角田光代さん。
角田光代さんと知り合った翌日、さっそく図書館へ本を借りに行った。
貸し出されていない本は限られていたのでとにかくある本を借りた。
「太陽と毒ぐも」を読んで、どうして若い人たちはみんなみんなこんなにも悲しい恋愛をするんだろうと、たまらない気持ちになった。そして作家はどうしてこんな悲しい話を書くのだろうと。
それから「くまちゃん」を読んで泣いた。くまちゃんはもう二度と戻ってこない。なんでくまちゃんなんかに出会ってしまったんだろう。出会わなければ好きになんかならずにこんな悲しい記憶を持って生きなくて済んだのにね。風の又三郎のようにひょいと現れて風のようにいなくなった男の子だった。女の子もくまちゃんもどちらも悲しかった。いつかこの悲しみから抜け出せる日がくるのかな。この記憶をすっぽり取り去ってくれないかな。こんな悲しみが世の中にあったのか。いったいどうしたらここから救われるのか。この経験と記憶のどこに救いがあるのか。答えを誰も教えてくれない。そんな山羊座のO型の女の子の話だった。なんで山羊座のO型なんだ。なんて悲しいお話をわたしは知ってしまったのだろうと思った。
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水丸さんと和田誠さんの本、すごくおもしろいです。
このタイトルの名付け親は村上春樹さん。
「1Q84」のヒロインは青豆だが、このタイトルの方が先なのだ。
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拙文に水丸さんがすてきなイラストを添えてくださっています♪
この間の徳島ずっこけ一人旅のことを書きました~。
さて来週から5日間NHK教育「福祉ネットワーク」
介護百人一首ロケが始まりま~す♪
茨城~岩手宮古へず~っとロケ行脚に行ってきまあ~す。