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本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうも テツヤ です。
本日の作業紹介は、千葉県からご来店頂いた「スバル WRX STI（VAB）」で御座います。
スバルっぽさが薄れるかなぁ…と気にしていた頃に登場したSTI。
やっぱりこういうのがズンといてくれると「らしいなぁ♪」と安心するんですよね。
なんていう無責任な事を言うのは、あまり宜しくないとは思いつつも。
それでも、スバルにはスバルらしいカラーを発揮して頂きたいなぁ。と、個人的に思うわけであります。
さて今回のご依頼は「MFD変換コネクタ」の取付です。
これはスバル純正B型MFDから、同じく純正D型MFDに交換する際に使用するコネクタです。
以前に”レヴォーグで同じ作業”を行なった際に作ったコネクタですが。
以来、コネクタ製作のご依頼を頂くたびに、作っては販売しております。
今回も元々は、同コネクタの販売だけだったのですが。
どうにも、後付けしてある社外品のサイドカメラが映らないとの事で。
それでしたらと直接、車両をご入庫頂いての作業となりました♪
「社外品のサイドカメラ装着車」とは言っても、B型MFD装備時に写っていたのであれば、基本的には問題がないので。
接続が間違っていない事を確認したら、設定を行って完成。
正常に機能したので、これにて終了です♪
…のはずが。
翌日に確認すると「シートベルト警告表示」以外、全てが沈黙状態に。
モニターは画面が真っ黒のまま、何も反応しなくなりました…。
取り急ぎ故障箇所を切り分ける為に、元々装備されていたB型MFDに交換してみると。
こちらも同じ状態で、何も改善せず。
というわけで、故障箇所は車両側ではなくてMFD側という事に。
調べるとMFDの不具合はがちょいちょいある様です。
そんな訳でお客様に状況を説明し、新しいD型MFDをご用意して頂きました。
故障したD型MFDは、新品を購入されたとの事で。
わずかな可能性ながら”保証交換”を期待した訳ですが、やはりダメだった様で”買い直し”という結果に。
「本来装備されない車両に取付けた事」がNGの理由だそうですが。
そう言われてしまっては引き下がるしかないのが、車両カスタムのリスクで御座います（涙
さて純正部品とはいえ、こちらも例外なく「半導体不足」の影響を受けており。
新しいMFDが届くまで時間がかかる様なので、いちどB型MFDに戻して仕切り直しという事に。
せっかくご入庫頂いたのでありますが、車両ご返却にて、MFDが届き次第の再入庫となりました。
そしてその後、MFDが届いたので作業再開です。
もう1度、パネルを開けて作業します。
VABの場合は、この時点で工具を必要としないので助かります♪
正確にはプラスチックリムーバーは使いますが。
変換コネクタをぶっ刺したら、車内での作業は一旦停止。
外に出て、MFDを交換します。
これが届いた新品のD型MFD。
モニター部にフィルムが貼ってあって、いかにも”新品”て感じです♪
で、こいつをB型MFDと交換します。
2本のスクリューで止まっているだけなので、特殊な工具は必要としません。
+ドライバーがあればOKです。
元に戻したら設定を行って諸々チェック。
先ずはMFDの確認。
MFDのメニュー表示と機能。
そしてサイドカメラも問題なしです。
ダイアグモードも正常に機能してます。
ちなみに、ナビとMFDを繋ぐユニットはB型のままなので。
新たにD型となったMFDには接続できません。
これを行うには、ナビ+ユニットもD型用に交換する必要があります。
つまりは、もの凄く高額な部品代が発生するので。
そこに魅力を感じない場合は、そのままでも宜しいかと。
参考までにお知らせしますと、多くの方が予想している金額よりも1桁多いのでご注意を。
大概この手のブログを書きますと、同様のご相談が増えるのですが、数万円では片付かない部品代なので。
コスト優先でお考えの方は、ひとまずMFD交換だけで済ましてしまうのが吉です。
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