バレエがもっと上手くなる!トウシューズの立ち方・踊り方 -24ページ目

バレエがもっと上手くなる!トウシューズの立ち方・踊り方

トウシューズの立ち方・踊り方を基礎から分かりやすく解説。
ポワントワークを見直して、バレエ上達を目指す方に
特別レッスンを開催しています♪



トウシューズ選び、、これは実は中々難しいのです。。

私達でも自分の合った靴と会えるまでいくつもの種類のトウシューズを履いてみます。

やっと合う靴が見付かると、足に合うように小さな修正を加えるためにスペシャルオーダーをし、更に自分でも微調整する時もあります。


それだけ自分に合うトウシューズを見付けるのは大変なのです。


では、☝どんなトウシューズを選べば良いのか。

初めてトウシューズを履く子供達:
 
お店に行けば、初めてトウシューズを履く子
に初心者向けのトウシューズを薦めてもらえ
ます。まずは、それを履いて試してみて下さい。
 

実は、新しいトウシューズをお店で試してみ
みるのと、暫く履いてみてからの感覚は違っ
て来ます。
 
ここがトウシューズの厄介なところです。。

そうして色々履いてみて行くうちに講師の
先生が、“もっとこういうトウシューズがあな
たには合うよ” と教えてくれるでしょう。

そして、、

ここから大事なこと!

大人の方も、子供達も、、

トウシューズの中で指が自由に動くこと。
 
普通の靴でもそうですが、素適だからだと言
ってキツイ靴を履いていると、だんだん足が
痛くなってきて歩き辛くなって来ますよね。
 
なので、履いてみて指が縮まる、甲のあたり
がパンパンになるようなトウシューズは選ば
ないで下さい。


バレエも身体を動かす、という点では全く
一緒で、トウシューズの中で足の関節がキチ
ンと動く事で足の筋肉も正しく付くのです。


中にあまり詰めない。

と似ていますが、トウシューズの中で指が
自由に動くために、中にあまり詰めものをし
ない事です。

初めは痛いですよね。、確かに。

よく分かります。。

でも、それも慣れます。皮が剥ける時もあり
ます。剥けては治り、だんだん、足の皮も
強くなって剥けづらくなります。

お薦めは、、

バレエショップにテープが売っています。
剥けそうな指にテープを貼り、もし入れたい
のであれば靴下の先くらいの薄さのパットが
売っているのでそれを入れます。
買わなくても、要らなくなった靴下の先を切
ってもいいですよ。👍

乗って立てるようなトウシューズは選ばない

ポワントワークは、いかにデュミ・ポワント
が使える事が大事です。トウシューズに乗っ
て立てる、という事はデュミポワントにスム
ーズに降りられない、という事です。







恩師との出会い:

前回の続き、

特に今、私が一番興味があるのがポワントワークです。
前回でもお話しした様に、今恩師から教えて頂いている事は本当に貴重です。


そして、


この知識が私が踊っている時に習得していたら、もっと色々な事が出来たかもしれません。

その中でもポワントワークの教えは、毎回先生のクラスを受ける度に勉強になり、踊っていた時の自分と照らし合わせ、


あの時にこうしていたら良かったのか、


あの踊りはこういう事だったのか、


と、まるでパズルを埋めて行くような作業がとても楽しいのです。



そして、いつしか、


この教えは私達で止めているのは勿体ない、と思うようになりました。


本当は、先生がこれからの子供達に教えて下さると一番素晴らしい事なのですが、


先生はクラスでも常に、

教える時には、、

と、私を教える立場に置き換えて説明して下さるので、

託されているのだ、

と勝手に判断しています。(笑)


そして、それを実行するため、皆さんに知って頂きたくブログを始めました。



今一生懸命、夢に向かってレッスンに励んでいる子供達や、

バレエをもっと楽しみながらキチンと基礎を学びたい方、

一緒に勉強して行きましょう。



クラス内容などはまた更新していきます。

少しずつバレエに関する内容を載せて行きますので読んで頂けると嬉しいです。














恩師との出会い:
ボストンバレエ団に入って間もなく、
【バレリーナへの道】に載りました。


そして団員と、



ピッツバーグバレエ団に移籍後、




古い写真です。。(笑) 

また見付けましたら載せますね。

前回の続き、

ピッツバーグバレエを経て、バレエとは違うジャンルを求めて私はNYへ行きました。

NYでは、かつてボストンで踊る上で助けになった、ピラティスのインストラクターの免許を取り、

ダンスの留学生が来るスタジオでバレエを教え、

コンテンポラリーカンパニーで踊り、

満足して帰国しました。結局、アメリカには16年住みました。

帰国し、またバレエ講師、コンテンポラリー講師として活動し、また舞台にも立ち、結婚、出産もしました。

出産後、一年後にバレエ講師として復帰するために、また恩師の元でレッスンを再開しました。

長い間、先生のレッスンを受けていない内に、先生のバレエの知識が更に進化されている事に驚きました。

私が子供の頃に教わった事よりも更に。

先生は今でも多分、、週に5日はでレッスンに行き、常に基礎の勉強をされています。


先生は常々、“教えるのを辞める時は自分がレッスン出来なくなる時” と仰います。


そしてその教えは本当に貴重で、このような事は滅多に習えない、と私は思っています。

今更ながら、、

この知識が踊っている時にあれば、もっと、もっと色々な事が出来たかも知れないと思うのです。

先生は、

身体を使う以上、解剖学的な身体の機能は知っているべき。

だと仰います。だから、

教えられる時も、身体の機能の説明を交えながら教えて下さる。

またまた、長くなってしまいました。。

また次回へ続きます。


 

 

 

 恩師との出会い:

 

前回の続き、

 

ボストンの夏期講習では、、今では当たり前ですが、レオタードでいくつかの写真審査とビデオ審査があり、それをバレエ学校に送り合格だと参加を許可されます。

 

ボストンに行くまで、先生のプライベートレッスンは毎週あり、自宅の小さな部屋を板張りにし、鏡とバーをつけてもらい、そこでバーレッスンをして頂いていました。

 

先生は常に棒を持って、、、

 

もちろん叩くのではなく、(笑)

 

一つ、一つのポジション、身体の使い方を教えて下さいました。

 

本当に貴重な経験でした。。

 

 

ボストンの夏期講習の後、正式にスクールに入ることが許され、次の年にはセカンドカンパニー、そして次の年にはカンパニーメンバーとして入団しました。

 

 

ボストンではたくさんの経験をしました。クラシックバレエの作品のみならず、アメリカ・モダン、コンテンポラリー作品に触れられた事は私にはとても刺激的で、改めて踊ることの楽しさを実感できた経験です。

 

 

ボストンバレエに6年間在籍した後は、ピッツバーグバレエを経て、NYへ渡りました。

 

 

 

アメリカには16年間いましたが、その間に私が本当に踊りたいものがどんどん変化していきました。

 

それは、、

 

クラシックバレエのように何かのキャラクターになりそれを表現することではなく、モダンやコンテンポラリーのように、自分自身でありながら身体で音を表現したり、身体ってこんな風に動く、というような事が自分は楽しいのだ、と。

 

それは子供の時に教えて頂いた先生の影響が強いな、と感じています。

 

 

次回は、日本に帰って来て本格的にバレエ講師として始動し始めて、今に至るまでをお話しします。

 

次回へ続く、

 

 

 

 

 

 

 

 恩師との出会い:

 

私が恩師と出会ったのは小学生の時です。出会った当時の事は正直あまりよく覚えていませんが、ただ子供ながらに、

 

怖い、、、今までの先生と何かが違う。。

 

そんな印象でした。

 

当時の私は今思うと本当にレッスン中もやる気があるんだか、ないんだか、ダラダラとして、何を聞かれてもはっきり答えられないような子供でした。

 

バレエも本当に好きだったのか疑わしいのですが、何故か辞めずに続けていたのは続けて行く強さ、という素質は備わっていたのかもしれません。

 

そんな私でしたが、先生にお会いしてから徐々にバレエに真剣に取り組むようになり、

いつからか、プライベートレッスンを受けるようになりました。

 

高校生になると、両親と話し合い、海外に出て勉強することを薦められ、夏休みにモナコのバレエ学校の夏期講習に2年続けて行きました。

 

そして、、

 

高校生最後の夏休みはどこか違う所に、、

 

私の性格も考えてあまり都会ではない所、

 

 

ボストンバレエのバレエ学校がいいのでは? という事で、

 

高校生最後の夏休みはボストンバレエのバレエ学校の夏期講習に行く事になったのです。

 

ある意味、

 

ここから私のバレエへの道は開かれた、と言っていいと思います。

 

 

 

続きは次回に。