”甲を出す” という表現について。 | バレエがもっと上手くなる!トウシューズの立ち方・踊り方

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ポワントワークを見直して、バレエ上達を目指す方に
特別レッスンを開催しています♪

 

皆さま、いつもながら本当にご無沙汰しております。。

 

私自身もパソコンを打つのが久しぶり過ぎて若干打つのが下手になっていました。タラー

 

言い訳ではないのですが、、

仕事が忙し過ぎて、特にパーソナルレッスンのご依頼を沢山頂き駆け回っていました。それに付け加え、夏休みに入っても仕事に集中過ぎて娘との時間がとても少ない事に気が付き、まずい、まずいと思い途中から娘とも出かけたり、、

そして夏休みも終わり今やっとブログを更新しております。。

 

さて、このブログをお休みしていた期間も子供達と沢山の時間をレッスンに費やしていました。そして、本来は教える側である私が子供達を教える事で学ぶことがとても多くあります。

 

それは、自分自身のレッスンを通して実感する事とも平行して学べているのだと思います。

自分でレッスンして実感して確信に近いものを持つ、(近いものというのは、これで絶対に合っている、これで良しということはないので)それを子供達に伝えて行く事が私は必要不可欠だと思っています。

特に今は、若い頃よりも身体が効かなくなって来ています。だからこそ、力任せではなく基本に沿って正しく身体を動かして行かないといけないのです。

 

だから、今は教えるのにはベストな年齢と状況だと自分では思っています。

 

そんな中で、最近気になっている表現があります。

 

”甲を出す” という表現です。

 

とても気になります。。

確かに、バレエのラインとして膝が入って、甲が出ているのは求められるラインです。コンクールやバレエ学校、バレエ団のオーディションなどではまずそこは評価の一つにはなります。

 

ただ、忘れて欲しくないのはそれが使えないと意味がないということです。

海外に行けばそんな身体を持っている人は殆どです。でも、正しい訓練をしていない事で足の弱い子、足首に負担を掛け過ぎて怪我をして手術をする人を沢山見て来ました。

 

だからと言って伸ばさなくていいのか?ということではありません。ちゃんとここまで使えないとダメ、足のここがもっと伸びないといけない、という事は絶対にあります。

 

ですので、レッスン以外で自分で伸ばし方のエクササイズ、ストレッチを自分で毎日正しくやって、日々のレッスンではそこがちゃんと使えるようにタンジュなどでデュミをしっかりと使えるように実践する事が大事です。

そういうことが、バレエでいう所作が綺麗、踊りと踊りの繋がりが綺麗、という事に繋がるのだと私は思っています。

 

バレエは芸術です。綺麗なライン、綺麗に回る、綺麗に足を上げる、踊りのつなぎが綺麗、装いが綺麗、所作が綺麗、音楽性がある、すべてを総合して芸術なのでは?

 

 

 

おしらせ

 

暫く、パーソナルレッスンの定員がいっぱいでしたがお一人分空きが出ましたのでお知らせいたします。下矢印

 

 

 

キラキラその他、バレエの質問などありましたらお気軽にご連絡下さい。

 

 

キラキラ通常のレッスンスケジュールです。(土)の基礎レッスンは単発でも受けられますので、

その場合はバレエアートへご連絡下さい。