丹田(たんでん) | バレエがもっと上手くなる!トウシューズの立ち方・踊り方

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皆様、如何お過ごしでしょうか?

毎度の事ですが、本当にご無沙汰してしまい申し訳ないです。

 

毎日が駆けずり回るように時間が過ぎていて、どうして毎日こんなに忙しいのか?と思っていますが、自分で決めてこの生活をしているので仕方がないです。。

 

さて、今日は丹田についてお話です。

丹田とは、おへその下にある下腹部の事を言います。

ピラティスをやった事のある方は聞き覚えがあるかと思いますが、ピラティスでは丹田を意識してそこを中心としてエクササイズを行って行きます。

確かに、ピラティスをする時は丹田を意識して行うので、必然的に腹筋、特に深層部分は鍛えられますし、丹田だけを意識する事で股関節に余計な力が入らずに動けるようになるので、私はとても好きですね。

実際、ボストンではカンパニーにピラティスのインストラクターが定期的に来ていたので、受けているとセンターが感じ安くなり、パフォーマンスレベルも高くなりました。

 

ただ、現在思う事は、バレエでの中心は丹田では低すぎるのではないか、と思う事です。

 

現役の頃は、身体もきくし、強いのでピラティスほどのエクササイズをすれば当然パフォーマンスレベルは上がると思いますが、もっとみぞおちくらいに中心を意識すれば、腹筋、背筋、その他体幹の筋力を十分に活用出来て、身体のブレが少なかったのではないかと思います。

 

実際、今プライベートで教えている子供達に、みぞおちを意識してレッスンをさせると、腰に乗ったり、お腹が落ちたりする事が少なくなりました。

 

難しいお話になってしまいましたが、是非皆さんも、レッスンでの立った時の身体の高さを意識してみて下さい。😊