皆さん、こんにちは。
今日も暖かく、春の気配がしてきましたね。
最近、とても考えさせられる事があり、改めて自分も教える立場として子供の生徒さんに対しても、大人の生徒さんに対してもどのように接するべきか考えています。
子供に関して言えば、
最近娘の学校で娘と仲が良かった子が突然学校に来なくなってしまいました。
理由は、
ある日、お家の事情で学校をお休みしたのですが、同じクラスメイトの子に"ずるやすみした!”と言われてからそれがショックで学校に行けなくなってしまいました。
私達の間では、とても活発でバレエが大好きな元気な子、という印象だったので驚きました。
学校には行けていなくても、大好きなバレエは続けてレッスンに行けているといいな、と思います。
私がクラスを担当しているスタジオのオーナーは、ある時こんな事を言っていました。
”学校などで自分の居場所がなかったり、本来の自分を出せない子が、このスタジオに来たらまた違う自分としていられるような場所になれたらいいです”、と。
私もこの言葉にとても共感しました。
バレエは確かに厳しい世界です。何でもそうですが、ある目標があれば時には厳しい状況に足を踏み入れ、努力し、悔しい思いをしながらその目標を達成して行く強さを持つことは大切です。
そして、その夢や目標の手助けが出来るのがバレエで言うならば教師の役目なのだろうと思います。
教師はその子、または、その人の目標や夢の手助けをするために、時には厳しい言葉をかけなければいけない時もあります。
でもそれが、本当にその子、またはその人に対しての正しい指摘なのか、または、教師の個人的な怒りや、いら立ちにより放つ言葉なのか、
教師は気を付けるべきなのだ、と私は改めて学びました。
どんな人に対しても傷つけるような事は言ってはいけないし、教師も生徒さんを尊重しなければいけない、と思います。