不登校児と、不登校教室と、SSW・支援員の先生のつながり。 | イラストレーターAyuの日記〜時々、不登校のこと〜

イラストレーターAyuの日記〜時々、不登校のこと〜

インナーチャイルドカウンセラー・イラストレーターのAyuです。

インナーチャイルドコーチングで、【子どもの頃に思い込んでしまった解釈】を紐解いて、考え方の癖を見つけ、心を整えていきます。

実際体験したこと、心に残ったことをマンガに表現していきます!

こんにちは

あゆです。



昨日、スクールソーシャルワーカー(以下SSW)から電話がありました。

そのことについて書きたいと思います。






不登校あるある。



昨日電話があったのは、「次男さん、どうですか?お元気ですか?」とのお伺いでした。


一昨日中学校へ行ったけど、会えなかったから…とのこと。

次男が行ってたら会えると思っていたのでしょうね。





実は、次男は水曜も昨日も、前日までは「明日学校へ行こうかな」と言っていました。



ですが、当日朝起きると

「やっぱり今日は…」

というので、

「いいよ、行かなくて」

と私も言います。

そして学校へおやすみの連絡をしています。





もうね、これって不登校あるあるですね。


前日には「明日は行くね」って言ってて、当日になると行けなくなる。

本人だって、どうしようもできないんだと思います。



次男には行く気持ちがある。

きっと、大人以上に「行かなくちゃ!」と思っているはずです。


子どもって本当に、大人のことをよく見ていて、

「お母さんに迷惑かけちゃいけない」と思っているんじゃないかなぁ。




でも、仕方ないよね。学校に行っても楽しいことないんだもの。





SSWの伝えたかったこととは



SSW「不登校教室の支援員さんが、次男さんに電話してもいいですかって言ってたんですけど…」

即答で「いりません!」と伝えました☺️




だって、そんなこと、子どもにとってはプレッシャーにしかならないんです。




不登校の子は、学校の先生や支援員さんから電話が来ると、


「電話きた!明日には行かなくちゃ…!💦」

「どうしよう、行くって言っちゃったから行かなくちゃ💦」


といった、思考に陥ってしまうんですよ。


その結果、頭の中でぐるぐる、ぐるぐる🌀考え込んでしまうんですよね。







娘や長男を見てきて、そう思います。


長男なんかは特に、先生の家庭訪問を本当に嫌がっていました。

中学2年になって、先生が変わってからはその先生とは話はしに玄関へ降りてきたので、先生との相性もあるでしょう。

(この先生は中3でも変わらなかったので、とてもお世話になりました)



次男も真面目だから、きっと同じようにプレッシャーに感じてしまうでしょう。





なのに、どうしてわからないんだろう?

SSWって、学校と繋げてくれる専門の人でしょ?

支援相談員って、子どもや学校との間に入ってサポートしてくれる人ですよね?



「待ってるね⭐︎」なんて連絡はいらないんです。



本当に行きたかったら、次男は自分から進んで朝から学校に行くんですから。

余計なお世話です。


残念そうに「そうですかぁ…」って言われてましたが、我が家には不要です。





次男、安心の居場所


次男は時々、「うちが理解があってよかった」と言ってくれます。

それを聞くたびに、少しでも良い環境を作れているのかな、と感じています。




今の私がいるのは、娘や長男の時にいろいろな体験を積んだからこそです。


本を読んだり、昔お世話になったSSWの方に相談したり、勉強したことが今に生きています。


子どもの様子を見て、自分なりに理解する努力をしてきました。


こうやって学んだことが実際に役立っているのを感じると、勉強してきて本当に良かったと思います。

娘や長男には、理解するまでにとても長い時間がかかってしまい、かわいそうな思いをさせたこともあります。




それくらい「不登校」って、簡単なことではないんです。





真っ暗なトンネルを、親子で手探りで進んでいるようなもの。

下手すると子どもだけ置いていってしまう危険もあるから、一緒に進む努力が必要なんだと思います。



夫婦の考えも違うこともあるので、その調整もとても大事です。

今は私一人が親として次男を支えているので、揉める姿を見せずに済んでいるのも、次男には良いことだったと思っています。





その子のペースで進んでいこう


不登校に10年以上関わってきて思うことは、

子ども達のペースに寄り添いながら、一緒にゆっくり進んでいくことの大切さです。



今は、長男もうつ病で休学中のため、復学に多少焦る気持ちもありますが、

これも子ども自身のタイミングを見ながら時期を進めていこうと思います。


私自身も、これからも子ども達と一緒に、ゆっくり進んでいきたいと考えています。




もし、今、不登校の子を抱えている方がいるなら、焦らずに、子ども達のペースで一緒に進んでいってください。