意外と知らないオーガニックコスメ事情◎?そもそもオーガニックコスメとは? | 土井あゆみの先取りブログ

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style table吉祥寺パルコ店オ一ナ一、日本ヴィ一ガン協会理事、ヴィーガンスペシャルアドバイザー認定インストラクター、veggyサステナブルアンバサダーを務める土井あゆみです。
最近気になるテーマでブログを書いています。

土井あゆみです。

 

 

毎日使うコスメにも、できるだけオーガニックの商品を使いたいと思っています。

 

毎日使うものですが、オーガニックコスメのことについて知らないことが多いと思います。

 

そんなオーガニックコスメについて、一から調べてみました。

 

 

①オーガニックコスメとは

 

オーガニックというのは有機栽培という意味で、化学肥料や農薬を使わないで育てた植物のことを指します。
この有機栽培の植物を原材料として作った化粧品をオーガニックコスメと呼びます。

 

一般社団法人日本オーガニックコスメ協会は、オーガニックコスメを下記のように説明しています。

 

《前略》
戦後、私たちの生活には、化粧品、食品添加物、プラスチック、建材、石油から作られた化学成分があふれています。
「オーガニックコスメ」とは、化学物質漬けになっている現代から脱し、新たなライフスタイルへと向かうために作り出された言葉なのです。
《後略》
 
《前略》
じつは石油を原料とした合成成分で化粧品が初めて作られたのは、ほんの100年前、日本に入ってきたのは約60年前のことです。
それ以来、さまざまな肌トラブルに悩む女性が世界中で増え続けています。
それに対して「オーガニックコスメ」とは、世界各地の伝統的な自然療法に学び、安全性が高い天然成分を使おうという意図を持った化粧品です。
《後略》

 

日本は、海外に比べオーガニックコスメという分野では後れをとっているようです。

 

実は、日本にはオーガニックコスメの認証団体がありません。
1%でもオーガニックの原材料を使用していれば、

オーガニックコスメとして売り出しても規制されていないのが現実です。

 

 

②オーガニックコスメの選び方

 

世界各国ではエコサートやBDTH、SoCertなどのオーガニックコスメ認証機関があり、

きびしい審査基準をクリアしないとオーガニックコスメを名乗ることができません。

 

日本には認証機関がありませんから、自分で商品の表示をよく確認してから購入しましょう。

 

一般社団法人日本オーガニックコスメ協会の公式ホームページにも自分で表示を確認するように書いています。

 

《前略》

無添加化粧品や自然化粧品(ナチュラルコスメ)は「肌にやさしい」というイメージがありますが、じつはそれらの化粧品にも、合成防腐剤や合成界面活性剤などの合成成分がかなり使われています。
無添加化粧品とは合成成分無添加ということではなく、「102の旧表示指定成分」を使っていないというだけのことです。

《中略》
とくにフェノキシエタノールは、無添加化粧品あるいは自然派化粧品と称する製品にもよく使われている、石油合成防腐剤ですので要注意です。またBGは、植物抽出の際によく使われる合成溶剤です。

《後略》

 

一般社団法人日本オーガニックコスメ協会の公式ホームページには、無添加化粧品あるいは自然化粧品と称する化粧品によく使われてる合成成分を一覧にしたものが掲載されています。

お使いの化粧品や新たに購入する化粧品の成分をチェックするときの参考にしてください。

合成成分一覧表

 

一番気を付けたいのがアレルギー反応なので、店頭で実際に試せる所へ行くか、

または最初にトライアルセットがあるようなものを選ぶと良いと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

初めて調べてみたときには、わたしは誤って認識していたなと思うことがけっこうありました。

 

次のブログでは、国内産のオーガニックコスメをご紹介したいと思います。