現状について
人工股関節の手術を受けてからちょうど16ヶ月
現状がどんなふうかというと
今日初めて手術後のジョグで10キロを超えた
1キロあたりは7分59秒というLSDならぬSSDである
ようやく10キロを超えたという達成感よりは
よれよれになって帰ってきた敗北感が強い
とはいえ、なんとかここまで来たのだと思いつつ
これから残り3ヶ月の伸びしろに期待する私である
何がダメでようやくの10キロかと考えると
走れなくなっていた長い年月の間に
だんだんと筋肉が衰えていた………それが一番
何も努力せずにいたので心肺も衰えた………それもある
走れなくなっていた間に体重が5キロも増えた………それはある
走れなくなっていた間に年も取った………うん、確かにあるまあ、とにかく術後10ヶ月半でジョグを再開したときは
8キロのウォークのうちやっと1キロのジョグができただけだった
それだけでもその翌日には股関節周りに痛みが出た
手術部位が痛いのか筋肉の痛みなのかいったいどちらなのか心配しつつも
週に2〜3回のジョグで少しずつ距離を伸ばそうとした
それこそ、前回より500メートル、前回より1キロとほんの少しずつ
その間には歩行時に痛みが出てしばらく休んだり
復活してまた少しは距離を伸ばして嬉しかったりまた別のときには筋肉疲労がひどくて途中でめげて凹んだり
だけど夏の間に少しずつ頑張れば秋にはスタミナもついてるはず!
と目論んでいたのに今年の夏の暑さにはとことん負け
9月には仕事が立て込んで寝る時間もなかったり
10月には体調不良が続いて運動禁止期間があり
2時間走を目標にしていた11月も当然そこまで追いつかず
結局のところろくに進歩のないまま
気がつけばレース当日まであと3ヶ月である💦
成功体験は3ヶ月で作ることができるのだとか!
3ヶ月ひとつのことに集中すればイノベーションを起こせるらしいので
そこを目指して自分の頑張りに根拠のない期待をしておきます
人工股関節にてフルマラソンの完走を目指す
お久しぶりです
前回の記事から3年11ヶ月
あのとき(2020年)当選していた東京マラソンは
コロナ禍により直前に中止となり
出走権のみが翌年に持ち越されることになった
が、コロナ禍はたぶん世界の予想以上に長引き
2021年に持ち越した出走権はその後さらに持ち越され...
いっぽう
延期されているうちに復調するかと思われた右股関節は
次第次第に悪化していき痛みのない日はなくなった
痛むのでしゃがめない、かがめない、ふんばれない
つまり、膝を曲げる形になると痛いため
靴下を履けない、靴ひもを結べない、足の爪を切れない
さらに長時間腰かけていると神経がビリビリ痛みだす
就寝中も股関節や膝の神経が痛くて眠れない日もある
この股関節とこれから何十年も付き合っていかれるのか
こんな痛みを抱えて生活していくのは無理があると考えるようになり
そして出走権が最終的に2024年まで持ち越せることになったのを機に
ついに人工股関節に置き換える手術を受けることに決めた
もちろんメリットデメリットをさんざん考えて悩んだ
が、痛みがなくなり、椅子に腰かけていられる、夜に眠れる、靴下を履ける、足の爪を切れる
そうなればどんなに楽なことか
しかも最近の術式で受けた人のなかにはマラソンを走った人もいるという
ということで先に手術を受けた友人に紹介されて
昨年4月、初めて手術のための診察を受けることになった
その時点で既に自分のなかでは手術は決定事項だった
手術から一年半もあればきっと走れるようになっているだろうと
なんの根拠もなく楽天的に未来を考えていたのである
2月18日 来年につながる
2月17日 またもや衝撃を受ける
2月16日 ミストのなか2時間走をする
2月13日 歩いてはゴールできないことが判明する
2月12日 S田に行き特殊な足と知る
2月11日 数年ぶりに墓園まで往復する
2月5日 ありえないことは分かる
いきなり本気モードに入った私であるが
気持ちは本気モードでも足が簡単に本気モードになるわけでもない
が、ともかく、またちゃんと時計を動かして走ってみる
実は今ごろ気にし始めるのは遅すぎたのだが
走り始めて6キロくらいを過ぎると
左足の中指か薬指あたりが痛くなるのである