ある雑誌に「観音様を毎日眺めていると本当に観音様と同じ気持ちになってきて、幸せが導かれる」と書いてあったので、その頃心理的に疲れていた私には、無意識の世界、、、「潜在意識」のほうにはもっと深い膨大なエネルギーがあるのでは?という変な信念がわき上がりました。
さっそくその雑誌を購入して、その観音様の写真をトイレにはって、毎日男ですから(笑)たちながらオシッコをするときに観音様と向かい合い、眺めていました。
それがこの写真です。この写真を見ながら、謙虚さ、感謝の気持ちを醸成させれば自然に幸せが導かれるという暗示のような効果を発揮しました。
そして、先日テレビドラマで偶然この言葉を発見し、納得できました。
「潜在意識を発揮させるための方策」には次のようなものがあります。
①いつもより30分だけ早起きして、ゆっくりと新聞を読み、1日をスタートする。
②朝1番の仕事は、どんなに簡単な雑用でも心をこめて丁寧にやる。
③誰と話すときも最初の3分間は相手の話をよく聞き、相手の呼吸に合わせる。
④車の運転をするときははじめてその車を運転したときに感激を思い出す。
⑤どんな難しい仕事だと思ったことでも、最初の10分の1だけでも丁寧にまずはトライしてみる。それから少しずつ修正しながら必要な時間を割り出し、それに従って進めてみる。修正を臨機応変にする。
最初の小さな一歩の中に、全ての目標実現のための種があることを知る。
目標が大きければ大きいほど潜在意識の「現状維持メカニズム」は強く働くので、最初の成果は本当に目に見えないくらいにわずかなほうがいいのである。しかしその「わずか」が実はものすごく大きなことを実現したことになります。
「現状維持メカニズム」とは堅い表現ですが、普段の自分として身についていることで、体温を一定に保つようになかなか変えることができない習慣と考えてほしいと思います。
忘れてはならないことは、
最初の一歩にこそ、一番大きなエネルギーが必要だということ
うまく人生が進んでいる人ほど、回りはじめたコマのように、
走り出した車のように
物事がうまく抵抗なく進んでいるので、仕事や家庭生活でも
スムースに役にこないしていることが多いのです。
上の本でいうなら、「上昇思考」状態だといえます。
意識は、常に動いていますが、それ以上に無意識である
「潜在意識」が
私たちの心の状態に大きな力を与えていることのほうが多いのです。
オリンピックでの舞台の前に、いいイメージを作り普段通りに
演技できるかどうかも、この力にかかっていると思われます。
テレビドラマの「相棒」シリーズの中で
主人公の杉下右京はこう言っていました。
まさにこれこそ、潜在意識の特徴となせる技なのかもしれません。
新しい年度が4月からスタートします。
大いに自分の心に焼き付かせたいものです。