三男が7歳になりました。
今回、どんなケーキが良いのか聞くと…
「チョコレートといちごが半分ずつ!」
意味が分かりません。
そこで絵を描いて貰いました。
えー!!?
コレ!!?
こんなの作れるの!!?
JBのアマイトウキョウカフェならやってくれるけど、日本の地元のケーキ屋さんからは、丁重にお断りされました。
そこで、ネットから購入することに。
更に
両方頼んで、真ん中で切って合体させるしかないと。
2個と送料で約¥8700でした。
更に誕生会会場は、河豚料亭を夫に予約してもらいます。
本来なら河豚は、秋分〜春分の期間限定なのですが、20年間の常連と言うことで無理を聞いてもらいました。
冬に一時帰国しないので、8年ぶりだかの河豚フルコースです!
河豚刺しから始まり、河豚の干物の焼き物、
白子と卵巣の粕漬け。
この卵巣の粕漬けは、石川県でしか作ることを許されていない究極の珍味なのだそうです。
こちらは主役三男のリクエストの握り寿司。
かっぱ巻きが好きだと言うと、きゅうり巻きを作って下さいました。
細く切ったきゅうりが11本入っていて、大好きなきゅうりに三男ご満悦でした。
更にメニューに無いフレンチフライドポテトも三男の希望で出来るか聞くと…
サービスして頂きました。
コース料理は更に進んで、次は身皮のしゃぶしゃぶ。
これはコリコリした食感が美味しかったです。
その後河豚鍋。
鍋奉行は20年間で300回はここの河豚フルコースを食べた夫が担当です。
夫は何度も食べているからと、私に1番良いところを譲ってくれました。
それはこちら。
河豚の唇。
コラーゲンたっぷりなのだそうです。
その後ろにあるのは、尾の身と言われる2番目に良いところだそうで、美味しいところを私に譲ってくれるスイートな夫
愛されてるなー、私。
本当に、私には優しい夫なのです。
コースは続いて揚げ物に入り、河豚の唐揚げ。
お肉がホロホロとして美味しい。
そして使ってる油も厳選されていて、当たり前ですが、マレーシアの酸化しまくった屋台の揚げ物とは全く違います。
次は、白子の茶碗蒸し。
あー、美味しいしか言葉が出ません。
そしてそして、土瓶蒸しも出ました。
これも何年振りかの松茸。
秋の香り先取りです!
こんなに早い時期に出る松茸もあるのだと知りました。
河豚鍋のダシで炊いた雑炊を頂いて、お腹いっぱい!!
そして最後に板前さんにケーキを半分ずつ合体出来ればお願いしたいとお伝えします。
無理なら諦めようと思っていたら、『出来ると思います』有り難いお返事。
そして、出てきました!
次男の思い描いて来た、半分こケーキの登場です!!
合体その1はこちら。
合体その2はこちら。
本当に素敵に合体しています。
私がやったのでは、ここまで綺麗にはいかなかったかと。
我が家の無茶振りに全て応えてくれた奇跡の板前さんと、いつも気にかけてくださるオーナーのお陰で楽しい家族の誕生会が開けました。
次男から言われた一言に、全て私の心の内は読まれていました。
「三男の誕生会と言うより、ママが1番食べたかったから来たんでしょう?」
「よく分かっとるじゃ。何かにかこつけて酒を飲む理由にする人と一緒だよ
三男の誕生日祝いを理由に河豚を食べたかっただけ!!」
「……」
余りの潔い返事に、次男も言葉を失っていました。
「次男の誕生日はいつもマレーシアだから、今日はあなたの誕生日祝いの豪華食事でもあるんだよ。
ママも食べたかった河豚料理が食べられて、皆んな幸せで良かったね〜」
結局、家族みんなの記念日という事にしました。
家族を喜ばせようと、段取ってくれた夫にも感謝の三男の誕生会になりました。
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