次男が16歳になりました。
4歳からマレーシアに暮らし、移住後直ぐに5歳になって11年が経ちました。
ケーキを買おうか?と聞くと、
「何も要らない、自分の誕生日すら興味無い」
そんな可愛気のない事を言います。
そのくせ、無理矢理私が準備した誕生日ケーキの蝋燭に火を灯すと、吹き消す儀式は嫌がらずにやるところがまだまだ可愛いです。
蝋燭の火を吹き消したいのは、6歳児三男も同じで、最後の一本が残った時に、フィニッシュを三男が決めました
それを怒ったりしないのは、次男の良いところだと思います。
気の毒なので、もう一回一本だけ火を灯して次男に消して貰いました。
他にも、次男の工作物に三男が手を出して色を塗ったり、壊してしまったとしても、次男は怒りません。
三男を許せる度量があるところが、次男の素晴らしい所だと常々思っています。
三男が次男に対してやった事には懐の深い彼も、三男自身の甘えた態度が目に余ると烈火の如く三男に対して怒ります。
三男の身が危なかったり、甘えから私に迷惑をかける時などです。
更には
「ママが怒らんけーじゃろ!!」
私まで怒られます。
いやー次男が6歳の頃も、私に甘えただけであなたを叱った事なんてなかったけど??
「あなたも6歳の頃は、赤ちゃんみたいに私に甘えて迷惑かけてたよ?」
「そんなの忘れたわー」
反論しても、許してくれません。
何度も同じ事を聞く私にイラっとして怒鳴られることも少なくありません。
「怒らないでー」
「怒ってないわ!本気で怒ったら殴っとるけー、これは怒ってない!話の通じん母親にイラっとしとんの!!」
だそうです。
長男も反抗期はありましたが、母親に対して声を荒げることはなかったので、次男は反抗期らしい行動だと思い、容認しています。
私は男兄弟の中で育って、兄や弟の反抗期を身近に経験しました。
彼らは大体、中学3年から高校2年にかけてピリピリしていたのを覚えています。
兄弟達が反抗期を抜ける時、私に対して冗談をポツリと言いました。
その瞬間、あ、反抗期が終わったなと気付きました。
マレーシアは何処へ行くにも親が一緒でなければならない環境にあって、私の兄弟達と照らし合わせても、日本で迎える反抗期よりは優しい反抗なのではないかと思います。
最近、母親との会話が増えて来た次男は、もうそろそろ反抗期の終わり頃かなと肌で感じています。
(兄弟が反抗期を抜けた時の雰囲気と似たような物を感じています)
もう1年くらいは続くかと思っていたのですが、反抗期から抜けるのも早い気がします。
三男から自分に掛けられる迷惑は許せても、母親にかける迷惑は許せない次男。
母親が歳を取ったと思う行動に、イラッとしてしまう次男。
そんな沸点がイマイチ掴みづらい次男ですが、反抗期を抜けると更にしっかりした大人になる事を期待しています。
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