旧正月にお友達から乾燥豚肉を頂きました。
中華系では、お正月飾りの必需品らしく。
日本の正月飾りの干し柿みたいな位置付けなのでしょうか?
色や形が似ているので、もしかしたら何かの縁はあるのか…?
私が子供だった時、実家の両親が毎年飾っていたので覚えています。
(私は一切やらないので、子供達に文化の継承が出来ていませんね…反省)
干し柿が外に2個ずつ、中に6個で合計10個。
「外ニコニコ、中むつまじく」
と言う意味があるんだと教わったのを覚えています。
頂いた豚肉は12個入りでした。
常温保全出来る豚肉で、慣れない食材にそのまま放置していたところ。
フィリピン人お手伝いさんが、フィリピンでも全く同じ物を見ると言われました。
名前はチョリソーと呼ばれ、市場でも長期保存食材として常温で吊るされて売られていると教えてもらいました。
どうやって食べるのか聞くと、焼飯にして食べると聞き、早速調理開始。
味付けや炒め方は普段通りに。
いただきまーす!!
甘い豚肉で、中華系特有の香草の匂いがします。
日本人には慣れない味かも。
恐らくマレーシアに来たばかりの頃は食べられない味だったかも。
しかし、豚肉に使われる中華系マレーシア香草の味に慣れた11年目の我が家族は普通に食べてくれました。
不味くはない、食べられる。
しかしすこぶる美味しいかと聞かれると、甘いので好んで買って食べようとまでは思わないかな。
お正月飾りの干し柿も、カラカラでそこまで美味しくはないですものね…。
常温長期保存食材なので、かなりの砂糖が使われていると自己分析。
珍しい文化の共有。
有り難く、縁起物の福を頂きました。