本当は感じている気持ちを無いことにする

「感謝することが良い」

ドドーーン
小学生でも当たり前のように言われる「美徳」ですが
これが観念として教えられるとき、
そこには心の伴わない、
言葉だけが空回りする感謝が生まれます。
→もはや感謝では無いではないかというツッコミ　笑

アタマでは感謝していないのに「感謝しよう」とする時、

内側の「本当は感じていること」との葛藤がよりそのコントラストを強めて
「感じている」ことを「感じないように」働きかけている可能性があることに
どれだけの人が意識的でいるだろう。

感謝出来ないときは
「感謝なんて出来ないぜ」
と、

時には悪態ついて
怒って
泣いて、
ハートが感じている「本当」を外に出して上げるプロセスを進めた方が、
「身体」と「心」と「思考」が健全に繋がることも多いもの。

その人が「感じていること」と繋がっていくプロセスで
生きる生命力を取り戻し、
存在そのものから立ち現れる美しさが溢れ出て来るという場面に
私は何度も何度も
立ち会わせて頂いている。

「観念」「考え方」ありきの教育の仕方は、
実は小学校以前から始まる。

この幼少期から思春期の時期に、
感情体験をしっかり「感じる」という経験をスルーして
知的に「理解させよう」と
「観念」で「感じる」ことを「教えて」来た弊害が今もある。

そもそも、
「感じること」は「教えられる」ものではなくて
ただただ「感じる」という経験そのもの。

「相手が可哀想だから謝りなさい」
幼い子供にいう時、
子供は、
「可哀想」と感じていなくても「謝らされる」
「仲良くしたい」と感じていなくても「仲良く」させられる。
「本当は怒っていても」それを表現することを咎められる。

そんな小さな頃から
「感じてしまうと不便」で「感じないように」
生きて行く方法を教えられ、
子供はその方法を模索する。

あぁ
どれほどに
「アタマ」と「ハート」と「身体」が離ればなれになってきたことか。

本来の「生きる力」も「行動力」も「人生という体験」も
すべて「感じること」から始まるというのに。

「本当は感じていること」に蓋をして
言葉で
「感謝します」と言う時、
それは感じているハートにしてみればいきなりのテロ行為。
「それを感じたあなたはいなかったことにしましょう」というのに等しい。
感じていたあなたはいったいどこに行けば良いのでしょう？

ボイジャーアルケミーでもお伝えしているように、
「感じていること」と「言葉（思考）」と「行動（身体）」を繋げること。

あっちはこっち、こっちはあっち

感じていることと思おうとすることがバラバラ
感じていることと言ってることがバラバラ

そうなっちゃうと、
そもそも、
本当は何を感じているかさえ分からなくなってきて、
感じる力も
生きる力も
弱くなって行く。

感謝しようとしなくても
感謝しなきゃなんて思わなくても

内側にある「本当」と繋がれば、
あなたとして生きて行くためのプロセスへと導かれ、
やがては生きることそのものが
「言葉」を超えた深い畏敬の想いみたいなものとともに
存在するようになる。

ハートの領域は無限である私たちの0ポイントフィールド。
ほんのちょっとしたアプローチでそこに繋がることはそんなに難しいことじゃない。

いつも
「思おう」としなくても
「感じよう」としなくても

ただそこにあるもの
ただあなたの「今」と、
繋がるだけ・:＊:`・

考えてから動く〜（感情無視）から、
感じて動く〜へ。

だからね、
嫌なことや悲しいことがあっても、

感謝出来なくても大丈夫だよ＾＾

あなたがあなたの「本当」と
いつも一緒にいてあげられますように・:＊:`・

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