仮庵の祭り(スコット)は、秋の収穫を祝うユダヤ教三大祭りの一つです。
出エジプト記23:16で、「ハグ・ハアスィーフ(収穫の祭り)」を確認できます。
イスラエル人のカナン定着後、もともとカナンで行われていた収穫の祭りに、砂漠で彷徨した出来事が結び付けられていると考えられます。
ユダヤ暦ティシュレ月(9月中旬から10月中旬)の15日から7日間または8日間で行われます。
この祭りは、紀元70年(第一次ユダヤ戦争)までは、エルサレムの神殿に巡礼するのがならわしでしたが、現在では大きく形を変えています。
この祭りの期間中、スッカーと呼ばれる仮小屋を屋外に建て、その中で三度の食事を摂ったり、祈りを捧げます。
仮小屋は、ヤシの葉、シトロン、ギンバイカの小枝、柳の葉などの秋の収穫物を天井から下げて、新鮮な草木や木の実で飾りつけされます。
こうして、エジプト脱出からカナンの地に入るまでの40年間をシナイやネゲブの荒野を彷徨い、仮小屋に住んだ先 祖の苦労を偲ぶのです。
参考文献 図解 聖書 歴史がおもしろいシリーズ