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Ayanosuke

中学の歴史の授業でキリスト教に興味を持ち始め、オーストラリアの日本語教会で洗礼を受けクリスチャンになりました。
そんな私がミイラ取りからミイラになり、ミイラになり切れなかったことを感じた記録です。

仮庵の祭り(スコット)は、秋の収穫を祝うユダヤ教三大祭りの一つです。

出エジプト記23:16で、「ハグ・ハアスィーフ(収穫の祭り)」を確認できます。

 

イスラエル人のカナン定着後、もともとカナンで行われていた収穫の祭りに、砂漠で彷徨した出来事が結び付けられていると考えられます。

 

ユダヤ暦ティシュレ月(9月中旬から10月中旬)の15日から7日間または8日間で行われます。

 

この祭りは、紀元70年(第一次ユダヤ戦争)までは、エルサレムの神殿に巡礼するのがならわしでしたが、現在では大きく形を変えています。

 

この祭りの期間中、スッカーと呼ばれる仮小屋を屋外に建て、その中で三度の食事を摂ったり、祈りを捧げます。

仮小屋は、ヤシの葉、シトロン、ギンバイカの小枝、柳の葉などの秋の収穫物を天井から下げて、新鮮な草木や木の実で飾りつけされます。

 

こうして、エジプト脱出からカナンの地に入るまでの40年間をシナイやネゲブの荒野を彷徨い、仮小屋に住んだ先祖の苦労を偲ぶのです。

 

参考文献 図解 聖書 歴史がおもしろいシリーズ

七週祭(シャボット:週の複数の意味)は、過越の祭り、仮庵の祭りと並ぶユダヤ教三大祭りの一つです。

 

過越の祭りの翌日から数えて7週目の日に行われます。

過越の祭りから50日目にあたるので、日本語では五旬節、ギリシア語ではペンテコステ(50日という意味)と訳されます。(使徒2:1)

 

シャボットでは、モーセが神からトーラーを授かったことを祝います。

元々は麦の収穫を感謝する日で、大麦の刈り入れに始まり、7週後の小麦の刈り入れまで続く週を祝います。

村人たちが各地の大きな町に集まり最初の収穫を神殿に運んだのが始まりと伝えられています。

 

シナゴーグを花で飾り、「ルツ記」が朗読されます。

エルサレム神殿の西壁の跡に当たる「嘆きの壁」の前では、祭りを祝って大集会が開かれます。

 

伝説では、ダビデ王はこのシャボットの日に生まれ、この日に死んだとされています。

 

参考文献 ユダヤ教 カス・センカー

イエス・キリストが磔刑に処される際、「過越しの祭りの最中だった。」と出て来ます。

最初に読んだ時は、過越しって何?と思いました。

 

過越の祭り(ぺサハ)はユダヤ教三大祭りの一つです。

旧約聖書の時代、イエスラエルの民がエジプトからカナンの地へ旅立とうとすることを、時のエジプトのファラオは認めず重労働を課しました。

 

そこで神はエジプトに十の災い(出エジプト記7:14〜12:33)をもたらします。

その10番目は、夜中にエジプト中のすべての初子を殺すというものでした。

しかし、モーセの命で目印として戸口に子羊の血を塗っていたイスラエルの民の家には、その災いが及びませんでした。

この時、死の使いがイスラエルの民の家を「過ぎ越して行った」ことを祝って行われるのが、「過越の祭り」です。

 

ユダヤ暦のニサンの月(3月中旬から4月中旬)14日の夜に始まり、一週間続きます。

 

家庭では、ハガター(エジプト脱出の物語)が書かれたセデルの皿を用意します。

皿には象徴的な意味を持つ食べ物を入れるための区切りがあります。

苦菜は奴隷生活、卵と子羊のすねの骨を焼いたものは儀式での生贄、塩水はイスラエル人の涙、ハロセット(甘い木の実とフルーツのペースト)はユダヤ人が使っていた建築用の漆喰を意味します。

マツァと呼ばれる種なしの硬いパンは、謙虚さとともにエジプトからの脱出を思い出すために食べます。

 

参考文献 ユダヤ教 カス・センカー