昨年2019年7月10日から、
7月22日までの12泊13日の北海道の旅、
題して、2019夏 北海道「大空と海と大地と」を、
再掲しています。
既にお読みいただいている方は、
「ああ、そうだったよね」と、
初めてお読みいただく方は、
「へえ、いろいろしていたんですね」と、
お読みいただければ幸いです。
2019年7月20日
この日の早朝に予定していた熱気球が中止になったので、
そのあとに計画していた北海道三大秘湖のひとつ
東雲湖へのトレッキングを時間を早めて行うことにしました。
北海道三大秘湖とは、
支笏湖近くのオコタンぺ湖、
雌阿寒岳の麓オンネトー、
そしてここ、然別湖近くの東雲湖（しののめこ）を言います。
オコタンぺ湖は、サッポロから１時間の展望台から見るだけなら容易ですが、
湖へは自然公園法、森林法により、
原則として立ち入りが禁止されています。
オンネトーは、自動車で簡単にアクセスできますので、
あまり「秘湖」というイメージはありません。
・・・きれいな湖ですけれどね。
そして、東雲湖。
（ホーム・フォローフィード用サムネイル）
三大秘湖と言いつつ、
他の組み合わせもあります。
釧路市阿寒町のシュンクシタカラ湖（私のブログ記事です）
北見・津別町のチミケップ湖
そして東雲湖の３つ。
さらに、北海道新三大秘湖というのもあります。
釧路市阿寒町のシュンクシタカラ湖
えりも町のハートの湖豊似湖
そして、東雲湖。
いずれも、東雲湖がリストアップされています。
ということで、秘湖中の秘湖「東雲湖」です。
東雲湖へは、私がたどった道、
然別湖南岸から約1時間45分の山道歩きをしなければ、
辿り着けない秘湖です。
なお、対岸の然別湖畔温泉からカヌーなどで、
以前使われていた旧桟橋にアプローチして、
山道に入るという方法もあります。
登山道入り口には、数台の駐車スペースがあります。
然別湖南岸にそびえる白雲山、天望山の登山コースとなっています。
時間と体力の関係から、
然別湖岸を歩いて、東雲湖へ。
そして天望山に上り、然別湖岸に下りて、
スタート地点に戻るという、
全行程約5時間のコースにしました。
然別湖の対岸に、
昨年6月に宿泊した然別湖畔温泉「風水」が見えます。
然別湖畔の道は、あまりアップダウンがないので、
まだまだ余裕の顔付きです。
胸元にアクションカメラGoProをセットしています。
分岐点です。
まずは、東雲湖方面に。
のちほど、天望山から下りてきます。
然別湖畔温泉「ホテル風水」がさらにハッキリと見えます。
その先で然別湖岸を離れ、
上りがきつくなります。
汗と雨で、顔が壊れてきました。
GoPro動画から切り出した画像です。
GoProで撮影した動画を短く編集しました。
ハアハアと、息づかいの荒い、苦しい山道です。
この霧の中に東雲湖があるらしいです、、、、
あ、ありました！！
東雲湖です。
岩に腰かけて、休憩していて、
ふと顔をあげると、湖面が見えるようになってきました。
・・・このあたりの岩々にナキウサギが生息しているそうですけれど、
鳴いていたのかなぁ？
鳥の声として聞いちゃったかなぁ？
YouTubeで動画を探しました。
こちらの画像はRICOH THETA（リコーシータ）で
撮った360度全天球画像を切り出したものです。
下のリンクから全天球画像をご覧いただけます。
指先やカーソルで、グリグリ動かして、まわり中を見ることができます。
ただし画像を動かすためには、PCの場合はこちらで、
スマホの場合はApp Store またはGoogle Play より、
RICOH THETAの基本アプリをインストールすることが必要です。
こちらのリンクからご覧ください。
https://theta360.com/s/bRiRyTKxwe4zM9QuylIp0cvbs
さらに霧が流れて、東雲湖がハッキリと姿を現しました。
しかし、ひどい顔、髪。
ボロボロです。
私はボロボロですが、
湖は美しいです。
苦労して来た甲斐がありました。
再び、岩場の多いハードな山道を経て、天望山頂に着きました。
天望山は、然別湖畔温泉から見ると、
くちびるに見えるので通称くちびる山です。
（画像は然別湖畔温泉「ホテル風水」公式サイトからお借りしました）
暑くて赤いアノラックを脱ぎました。
長髪のおっさんにしか見えません。
岩に掛けたタオルに昆虫が来ました。
「汗臭いっすよ」
疲れた体には、下り坂も厳しかったですけれど、
無事下山しました。
北海道の旅も、いよいよあと2泊となりました。
元記事はこちら。ほぼ同じ内容です。