《再掲》番外編「熱塩温泉 山形屋」会津から佐渡へ 2017 | 北海道遊び人NEWS

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元東京在住でしたが、北海道の楽しさにハマって、2023年7月、北海道移住しました。全道を遊び歩いています。(訪問日・実施日と記事は順不同です)

ブログ開設初期のまだ、フォロワーさんの少なかった頃の

記事を再掲させていただきます。

再掲用の北海道の記事も品薄になってしまったので、

今回は、2017年11月の「会津から佐渡へ2017」の記事から再掲します。

 

会津から越後、佐渡を巡る旅2017
「熱塩温泉 山形屋」
2017年11月13日

 

会津でのお宿は、

喜多方市郊外の熱塩温泉 山形屋さんです。

一流の田舎」山形屋さんへは、昨年(2016年)の9月に続いて

2度目の宿泊です。

 

 

さっそく露天風呂へ。

熱塩温泉はその名の通り、かなりしょっぱい塩化物泉で、

よく温まります。

 

夕食は豪華なコースをお願いしました。

今宵のメニューです。

山形屋さんの献立は身土不二の考え方で、

地元産のものを生かした献立になっています。

一歩進んだ地産地消でしょうか。

身土不二とは

人間の身体と土地は切り離せない関係にあるということ。
その土地でその季節にとれたものを食べるのが

健康に良いという考え方で、
明治時代に石塚左玄らが唱えた。

コトバンクより

 

本日のお献立

 

女将の温 南瓜饅頭だったと思います、、、

 

え~と、右は鯖の酢の物だと思いますけれど、左はなんだろう?

どうやら、茸梅だれかけのようです。

 

力道山が広めたという会津の馬刺し

力道山と肉の庄治郎商店

昭和30年と言えば、プロレス界の力道山が

人気ナンバーワンを誇る国民的ヒーローでした。

外国人レスラーを得意の空手チョップでバッタバッタとなぎ倒す

痛快さで戦後の日本を大いに勇気づけてくれました。

 

その力道山のプロレス興行が

会津若松の鶴ヶ城(西出丸)であった時のお話です。

昭和30年9月1日興行終了後、

力道山が大勢のお弟子衆を引き連れ、

当時未だ砂利道だった道を裸足で歩いて当店に来たのです。

 

当店に入るなり、吊るしていた馬肉を指して、

「おやじさん、その馬肉を生でくれ」と言い、

お弟子さん持参の壺に入ったタレを付けて、

その場で食べ始めたそうです。

 

当時、馬肉を生で食べれる習慣はありませんでしたが、

それをきっかけに馬肉を食べる習慣が

当店から会津全体に広がったのです。

また、その時のタレにヒントを得て、

作ったのが当店自慢の辛子味噌ダレです。

 

創業大正6年1月 肉の庄治郎店主

肉の庄治郎公式サイトより引用させていただきました)

 

ロース、たてがみ、ふたえごの三種盛り。

絶品でございました。

 

 

幻の黒毛和牛「会津塩川牛」の陶板焼き

 

美味しそうに焼き上がりました。

これまた、絶品でございました。

 

日本酒には弱いのですが、
食前酒で供されたお酒のあまりの美味しさに、思わず追加。
西会津町の栄川酒造のその名も「ちどりあし」。
ああ良い酔い。

 

狸寝入 人生いろいろ土瓶蒸し」という料理名です。

山形屋さんは、上掲のメニューをご覧いただけるとわかりますが、

お料理のネーミングに工夫をしています。

・・・五十嵐料理長と愉快な調理部だそうですから。

 

 

山都岩魚の熱塩焼き

山都とは、喜多方市の西の山沿いにある町です。

(合併で現在は喜多方市の一部です)

 

デザートは柿と梨。

ごちそうさまでした。

 

そして、朝です。

 

朝からしっかり食べて完食。

 

 

旅立ち前に、玄関で記念撮影。

 

今日も良い旅になりますように。

 

熱塩温泉 山形屋公式サイト

 

元記事はこちら。少し加筆しました。