またコメダ珈琲店に来ている。
16時過ぎに来たのだが、今日は時間が遅くても客が多い。
特に女性客が多い。
俺は女性は「要らん」で自己催眠を始めたが、トラウマはあまり溶けない。
そこで、カラオケ喫茶の顔見知りの年上男女達のグループの声が聞こえてくるので、彼らに対する態度について考えたところ、彼らに成り下がらず対応するには、彼らのグループ全体や、他の客全体と対等な気持にならないといけないと気がついた。
そうしないと、成り下がった気持ちと態度になる。
その前に、俺は、今は客が俺に注目せず無視しているので、気楽にこちらから時々前の女性らを観察しているが、何かの拍子に周りが俺に注目したら困るということに気がついた。
俺は視線恐怖症なのだ。
これはとっくに卒業したと思っていたが、まだ名残が残っているのだ。
今ここで客が注目したら、俺は萎縮し成り下がる。
そうならないためには、客全体と「対等だ」というイメージと態度にならなければならない、ということに気がついた、という方が適切か。順序ははっきりしない。
いずれにせよ、今この不特定多数の集団全体と「対等だ」のイメージとその態度で、俺は誰から声をかけられても、自由に本来の俺のままで対応できる。
また一つ進化した。
ここまで書いて、あることに気がついた。
俺の視線恐怖は、たぶん中学生の頃、急に同級生の多くの女生徒達に注目され、人気が出たことによるものだと思う。
これによって、愛情に欠けていた俺は、女生徒達の愛情を失うまいと受け身になり、たぶん女生徒から見られると堅くなった。
視線恐怖の原因はこれだけではないと思うが、実際症状が現れだしたのはこの頃なのでほぼ間違いはない。
今コメダで多くの不特定の女性に対している時、この視線恐怖の問題が解決したのは偶然ではないだろう。