【アトピーの戦略的治し方】クリスマスのとっておき「治すコツ」をお伝え♪ | 皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

山本ファミリア皮膚科 駒沢公園の院長、山本綾子の美肌法則ブログ。つきあう病気とされてきたアトピー を根治させようと奮闘して見つけた、身体から健康になる美肌法則。

こんにちは、

目黒区東が丘 「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」

院長の 山本綾子です。

 

もう数分でクリスマスも終わってしまいますが、

私から皆さんに遅ればせながら

クリスマスプレゼント替わりの

とっておきの「アトピーを治すためのコツ」を

お話しましょう。

 

まず、読んで頂きたいのは、この記事↓
地球上に住んでいる私たちが、

絶対に忘れてはならない、「重力」。

必ず、身体にかかる力です。

 

理科の授業で習ったとおり、

「重力とは、

地球上で物体が地面に引き寄せられる力」

ですので、地面に対して垂直にかかりますよね?

 

そう、「垂直」というのが

重要なポイント。

「重力に逆らう力」も「縦方向」なはずなのです。

 

ところが、

治りの悪い患者さんを見ると、

一生懸命お腹の皮膚を伸ばそうとしているものの、

「縦方向」ではなく、

「前後方向」に伸ばそうとしていることが多いのです。

 

前後方向って?と思われた方は、

「反り腰」と言えばお分かりでしょうか?

(イラストはhttps://r.nikkei.com/article/DGXNASFK2700O_X20C11A9000001/

 

普段、猫背がちな方は、

腰を無理に反って、

”姿勢良く”見せがちですが、

このとき、お腹の皮膚は上下方向に伸びるというより、

前後方向に伸びているのです。

 

しかし、本来、重力は縦方向ですので、

重力に逆らう力も縦方向、上下方向のはずです。

 

インナーマッスルの弱い方は、

この上下方向に伸ばすことが苦手なのです。

 

姿勢に気をつけているのだけれど、

なかなか良くならないなという方は、

ぜひ、「縦方向に伸びる」を意識してみてくださいね。