こんにちは、
目黒区東が丘 『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』
院長の山本綾子です。
***【山本綾子の診察をご希望の方へ】***
診察を受ける際の、大切な注意点が書かれています。
貴重な診察時間を無駄にしないために、一読をお願いします。
https://ameblo.jp/ayakoder/entry-12416124634.html
今日は、
地下鉄の車内で見つけたこんなポスターを
ご紹介します。
國學院大学のポスター。
思わず見とれてしまうほど、
綺麗なお辞儀ですね!
実は、このお辞儀。
アトピー患者さんには、
とくに真似をして欲しい要素が満載なのです。
まずは、股関節で曲げる、ということ。
下を向くときに、お腹を潰さないように、
股関節で曲げます。
お腹は内臓が詰まっていますから、
潰すのは身体にとって負担になりますよね。
しかも、背骨の骨(=椎体(ついたい))は、
椎体と椎体の隙間が少ないので、
曲げすぎるとヘルニアになってしまいます。
(腰痛やストレートネックも、
狭い椎体の隙間を潰しているから起こるのですよね!)
それに対して、
股関節はもともと大きな動きをするように
作られた関節ですから、
しっかりと動かさないと逆に錆びれてしまいます。
動かすべき関節で動かす。
しっかりと股関節は使ってくださいね。
そして、このお辞儀の背中に注目!
腰から頭まで、背中がまっすぐになっています。
(このとき、腰から首まではまっすぐできても、
頭の位置が一直線上にない方が結構います。)
これこそ理想の背骨のS字カーブが保たれています。
背骨のS字カーブは、衝撃を逃すための
脳を守るための身体の仕組みですから、
どんな時も、できるだけS字カーブを保つことは
とても重要なのです。
”美しい所作”は、
見た目に美しいだけではないのです。
「身体に負担が最も少ない」動きであり、
理にかなった動きなのですね!
山本綾子の「アトピー発症機序理論」に沿った運動療法は、
このように、
解剖学的に最も身体にとって負担の少ない動かし方をできるよう
身体を作ってゆくためのプログラムです。
次回の運動療法を学ぶためのワークショプは、
12月10日、17日です。
詳しくは、当院ホームページの新着情報をご覧下さいね。