【アトピーの戦略的治し方】(解答編)うっ血/乾燥を治すには、”関門”を動かすべし! | 皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

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山本ファミリア皮膚科 駒沢公園の院長、山本綾子の美肌法則ブログ。つきあう病気とされてきたアトピー を根治させようと奮闘して見つけた、身体から健康になる美肌法則。

こんにちは、

目黒区東が丘 『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』

院長の山本綾子です。

 

***【山本綾子の診察をご希望の方へ】***

診察を受ける際の、大切な注意点が書かれています。

貴重な診察時間を無駄にしないために、一読をお願いします。

https://ameblo.jp/ayakoder/entry-12416124634.html

 

今日は、当院のスタジオにて

「アトピー性皮膚炎改善と予防のための勉強会とワークショップ」

が開催されました。

大阪、奈良、群馬、埼玉、東京と

各地からのご参加ありがとうございました。

ちょっとしたことだけで、随分と身体が変わることを

実感して頂けたかと思います。

どうぞ、毎日継続して実践してくださいね。

(次回のワークショップの予定は、12月10日、17日です)

 

さて、今朝の質問の答えは、

皆さん、考えて頂けましたか?

 

『うっ血・乾燥を治すときに、まず動かすべきところは?』

 

まず、基本事項として、

うっ血(血のたまり)があるときに乾燥する

というのが、ありましたね。

 

ですから、乾燥が異常に強いとき、

かぶれなどの外的要因が除外されたときは、

(手荒れなどの場合は、とくにこの外的要因が

関与することがよくあります)

うっ血を改善させる必要があるのです。

 

では、うっ血を改善させるには?

このヒントが10月26日のこの記事。

リンパ管の大きな関門があるところは

どこでしたか?

 

そう、「鎖骨・脇・股」でした。

 

血管とリンパ管は走行がほぼ同じですから、

血管の流れを良くするにも、

やはり、この関門たち。

 

では、この”関門”を通る血管やリンパ管が

潰されていたらどうなりますか?

 

勿論、血流やリンパ流が非常に悪くなりますね。

皮膚は栄養をもらえなくなり、老廃物が捨てられなくなりますね。

勿論、カサカサしてきます。

 

では、乾燥を治すために、

”関門”の流れを良くする方法を考えてみましょう。

 

脇では、どうでしょう?

肩の位置がどこにあるときに、

血管やリンパ管は潰されずに、流れやすくなりますか?

 

勿論、脇の隙間があるときですよね!

 

肩の位置が前に出ているときと、

脇をしめて、肩を後ろに引いているときは、

どちらが脇の隙間がしっかりありますか?

 

答えは、勿論、肩を後ろに引いているときです。

 

肩の位置一つで、

血流、リンパ流が変わってしまうのですね!

 

さらに脇の流れを良くしようと思えば、

肩を回したりして、脇周辺の筋肉をどんどん動かせばよいのです。

 

”鎖骨部”や”股”の場合は?

 

同様に、

血管やリンパ管を潰しているものをどかして、

周辺の筋肉を動かせばよいのは、

もう、お分かりですね!

 

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