家族関係が摂食障害に与える影響 - 気づきにくい"心の傷" | 摂食障害は治る病気

摂食障害は治る病気

摂食障害(拒食症・過食症)は治る病気です。克服経験者カウンセラーと一緒に、摂食障害の卒業を目指しましょう。お母様のための摂食障害専門カウンセリング、受付中。

摂食障害専門カウンセリング・中村綾子です。

 

拒食症の回復を考える時、かならず家族の様子を伺いますが…

 

「うちは仲良し家族なんです!」

「友達みたいな親子で…」

「なんでも楽しく話しています」

 

という声が多いです。

 

しかし…

 

実際、カウンセリングが進んでいくと、異なる家族の様子がみえてきます。



摂食障害、特に拒食症は「痩せたい」だけでは説明できません。

多くの場合、家族との関係や心の中の問題が隠れています。



拒食症の人が「食べるのを我慢する」のは、心の中の問題を外に伝える一つの方法かもしれません。なぜそうなるのでしょうか?

1. 自分で決められる感覚:
   家族の中で自分の気持ちが大切にされていないと、食事だけは自分で決められると感じることがあります。

2. 言葉にできない不満:
   直接に不満を言えない時、食べないことで気持ちを表すことがあります。

3. 自分を大切に思えない:
   自分のことが好きになれない時、「食べる価値がない」と思ってしまうこともあります。

4. 家族の注目を集める:
   家族に気づいてほしくて、極端な行動をとることもあります。

5. 大人になりたくない:
   大人になるのが怖くて、体の成長を止めようとすることもあります。生理が止まる=「大人の女性になることをストップさせる」と、言えるのではないでしょうか。



これらの気持ちは、外からは見えにくい「心の傷」から生まれることが多いのです。

家族や周りの人が、この「言葉にならないメッセージ」に気づき、適切なサポートをしていくことが大切です。

 

 

専門家に相談することで、本当の問題に向き合い、摂食障害の回復にむけて歩んでいくことができます。

回復への第一歩は、「食べない」という行動の裏側にある気持ちに耳を傾けることから始まります。

 

まずはお母様からカウンセリングを受けてみませんか?

 

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