こんにちは。国家資格・公認心理師を持つ摂食障害専門カウンセラーの中村綾子です。
今回は、摂食障害による体型変化とその対策についてお話しします。症状別に見ていきましょう。
- 拒食症：下腹ぽっこり
拒食症といってもガリガリの痩せでキケン…という時より、ちょっと回復してきたかも…というタイミングで起こりやすいことです。
原因：
• 野菜の過食
• 昼夜逆転の生活
• 水分の過剰摂取
対策：
• 野菜を適量に抑える
• 朝型の生活リズムを心がける
• 水分摂取の心理的要因を探る
対策と言われても、そんなこと出来ない…と思うかもしれませんが、まずは知識として知っておきましょう。
2. 過食症：太ももの変化
特徴：
• 太もも内側の気になる変化
対策：
• 過剰な運動は避ける
• 普段の食生活を見直す
過食症に限らず、女性なら下半身の体脂肪が…と気になる部分です。
しかし、極端なハードな運動は、反動がコワイですから、普段の食事から見直しましょう。
3. 過食嘔吐：顔のむくみ
特徴：
• 顔だけむくむことも
• 実際の体重より太って見える
対策：
• 痩せることより「吐かない」ことを優先
顔は隠せない場所なので、ホント辛いですよね。
一般的には顔だけ浮腫むなんてことは無い！と言われたことがありますが（＆傷つきましたが（涙））。
しかし、摂食障害の身体はある意味、特殊です。
今の自分の身体に起こっていることを冷静に見ていきましょう。
摂食障害による体型変化は辛いものです。
単に「太りたくない」だけではなく、摂食障害の根本的な原因に向き合うことで、必ず改善できます。
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