『電話する必要がない用事を電話でして来られて、自分の時間が奪われるのがとにかくむかつく』『電話は百害あって一利なし』
これは非常に多くのビジネスマンが感じていることです。
電話をかける人は、「とりあえず電話しよう!」「メールより直接話した方が早いもんね!」と思っているはずです。
その理由は、自分の思っていることを「言語化する」ことが面倒くさいからです。
「相手に伝えたいことを考える」→考えた内容を「相手に伝わるようにまとめる」
この2つの言語化が面倒臭いからです。
電話した方が早いのは、電話の方が手間がかからず楽だからです。
つまり、この面倒臭い作業を、相手に手伝ってもらいたいからです。
当然のことながら、電話を受けた人は、自分のしていたことを中断して相手の話を聞かなければなりません。
「とりあえず電話!」と思って電話をかけてくる人の話は、まとまっていないことがほとんどなので、電話を受けた人があれこれ質問して整理してあげなければなりません。
相手の話を1つ1つまとめて、「つまりこういうことでしょうか?」と確認を取らなければなりません。苛立つのは当然です。
もちろん、電話をかけることが悪いわけではありません。
急ぎの場合もありますし、状況によっては電話した方が良い時もあります。
また、相手に「メールより電話で!」と言われることもあるでしょう。
大切なのは、そのコミュニケーションのコストを誰が払っているのかということです。
電話にしろメールにしろ、相手にかかる負担を考えて行うのがマナーです。
延々に続くまとまりのない文章や話は、それを読んだり聞いたりする側のことは考えていないように思えます。
相手に与える心証も悪くなります。
では、逆に「何も考えず、気にせず、ただ話を聞いてもらいたい!」という時はどうしたらいいのでしょうか?
ぜひカウンセリングを利用してほしいです
こう思うのは、誰かに話を聞いてもらうことで、自分のきもちを吐き出しながら、心の中の整理をしていきたいからです。
これを利害関係のある人に頼むと、相手は疲れてしまいます。
でも、カウンセラーは違います。
カウンセラーは、お話を聞くためのカウンセリング料金(コミュニケーションのコスト)を受け取っています。
カウンセリングを利用する際に、カウンセラーにどう思われるかを気にする必要はありません。
電話カウンセリングを受ける時もそうです。
何も考えず「とりあえず電話!」も大歓迎です
言語化できない思いをそのまま全部吐き出してほしいです。