先日、硤合憲三さんがノーベル化学賞を受賞されました。
インタビューに答える硤合さんの言葉が、印象に残っています。
「研究では、何の結果も出ないとか、駄目という結果は出ない」
「最初狙っていたとおりにならなくても、こういう条件で、こういう結果になりましたと言ったら、それはもう自然現象の一つですから、決して失敗ではない」
FNNプライムオンライン 2026年10月9日公開のインタビューより
期待した結果にならなかったことも、自然現象を理解するための大切な発見なんですね![]()
確かに!!と思いました。
でも、私は、自分が思っていたようにいかないと、すぐに「期待した自分がバカだった」とし、自分の行動を後悔してしまいます![]()
期待した通りにならなかったからといって、自分を卑下する必要はないし、それまでの経験が無駄になるわけでもないのに。
同じように落ち込んでいる人がいたら、心からそう思うのに。
なぜか、自分のことになると、結果だけを重視してしまいます。
まだ結果は出ていないのに、1つでもうまくいかないと、その時点でやめたくなることもあります![]()
そんなときに、私の口から無意識に出てくる言葉があります。
「もう2度とやらない!!」です。
夫と話していて、ふと思い出したことがあります。
それは、母がよく「もう2度とやらない!!」と言っていたことです。
母は、私に対しても「もう2度とするな!」とよく怒鳴っていました。
そっか。
だから、私は何かうまく行かないことがあると、「もう2度とやらない!」と言ってしまうんだ!
「この経験を次に生かしていこう」と思うのではなく、「もう2度とやらない!」とすることで、同じことが起こらないようにして、自分を守ってきたんだなと思いました。
思えば、私は両親と対話したことが1度もありません。
自分の気持ちを「そうなんだね」と受け止めてもらえた記憶がありません。
否定されてばかりでした。
そんな私が、夫や息子たちと自然な対話ができるわけがないよなーと思いました。
対話の大切さはもちろん、やり方も全然知らなかったのだから![]()
でも、それは私の両親も同じこと。彼らもまた対話をしたことがないのです。
幼いころから、自分の気持ちをちゃんと聴いてもらう体験を重ねてきた人と、そうではなかった人。
この違いは、計り知れないな...と思いました。
それでも、50代後半になってからでも、対話の意味と大切さに気づけたことは、私にとって本当にラッキーで、幸せで、とても嬉しいことです☘
私とは違い、親から否定された記憶はないと言う夫。
そんな夫からの提案で、先月から毎週水曜日の夜に、2人で30分程度の対話をするようになりました![]()
回を重ねる毎に、対話のスキルが上がっていくことを実感します![]()
対話は、いつから始めても全然遅くないのだと思いました
夫の話を聞きながら、自分の思い込みに気づくことや驚くこともあります![]()
自分ひとりでは気づきにくい、自分の内面を知ることもできるようになりました![]()
夫も同じことを言っていました(笑)
対話は、私たち人間がワンネスへとつながっていくための、貴重な手法なんだなーと感じる今日この頃です![]()
🌸対話のルール🌸
☘相手を否定したり、批判したりしない
☘ 相手の話を最後まで聴く
☘ 自分と相手の感じ方や価値観の違いを大切にする
☘ 解決しようとしない(まずは、相手を理解することを大切にする)
☘ 相手の話を聴きながら、自分の中に浮かんでくる気持ちや考えにも耳を傾ける
近年、「対話」の講習会に力を入れている企業が増えてきています。
お互いの違いを理解し、尊重し合える関係を築くことで、生産性の向上、ミスの削減、離職率の低下に直結することが科学的にも証明されているからです。