ダメ出しをされると、落ち込みますよね
ダメ出しとは、相手に対して否定的な評価を伝えること。
英語だと、ネガティブフィードバックと言います。
親からダメ出しばかりされて育った人は、自己肯定感が低く、他人から褒められても素直に喜べません。裏があるんじゃないか?と思ったり、「こんなこと誰だってできるよ」「やれて当然のことだし」などと思ってしまいます
一方、ポジティブフィードバックは、相手の良い部分を見つけ出し、肯定的な評価を伝えること
相手のやる気を高め、承認欲求を満たし、自己肯定感を高める効果があります。
いわゆる、勇気づけやOK!サインのことです。
親から勇気づけやOK!サインをたくさんもらって育った人でも、学校の先生や職場の上司からダメ出しばかりされれば、勉強や仕事への意欲を失ってしまいます
ダメ出しをされて、前向きになれた!頑張れた!上手くいった!自信を持てた!感謝した!やる気が出た!なんて人はいません。
ちなみに、小言もダメ出しですよん。
もし、あなたが相手に変わってほしいならば、相手と良い関係でいたいならば、今すぐにダメ出しよりも、勇気づけたり
、相手の出来ていることにOKサイン
を心がけましょう。
欧米人と比べると日本人は褒め下手で、相手の長所より短所を見つける方が得意だったりします。
短所は長所でもあるのに。
相手の悪いところを見たり指摘している時って、相手の良い所って見えないんですよね
ダメ出しすることが相手の行いの10%の部分だとしたら、残りの90%の行いは勇気づけたり、褒めたり、OKサインを出してあげられる部分なはずです。
ところが、多くの人がこの90%の行いを「こんなの当たり前のことだし」「普通のことだし」とし、あえて言う必要はないと思ってしまいます。
でも、当たり前のことだと思った途端に感謝の気持ちがなくなるのです。
そして、余計に相手のダメなところに目が行ってしまいます
他者から注目や関心が向けられている自分の行いに、私たちは意識が向きやすくなります
「あなたはここがダメだよね」「あなたはいつもそうだよね」「あれほど言ったのに、なんでまたやるの?」などとダメ出しばかりされていたら、そう言われる度に落ち込むし、傷つくし、自信を失くすし、やる気も失せるし、悲しくなります。
嘘もつくし、隠蔽もしたくなります。
ダメ出しして良いことは1つもないのです。
ダメ出しして相手を変えることはできないのです。
相手を変えたいならば、自分(の言動or相手との関係性or環境)を変えること。
人間関係を良くしたいならば、自分の持つ「相手の長所、魅力、持ち味、強味を見いだす能力」を磨くことです
大人になると、自分が子どもだった頃のことを忘れてしまいます。
上司になると、自分が新入社員だった頃のことを忘れてしまいます。
相手より高い立場にいる人は、相手の小さな進歩や成長を見つける努力を怠らずにいてほしいです。ダメ出しするならその後にしてください。
相手の受け止め方が違ってきます。
さて、あなたは上記のこと(ダメ出し)を自分にしていませんか?
何よりも大事なことは、先にすべきは、
自分で自分を勇気づけてあげること
&自分で自分にダメ出ししないことですよん
追伸:明日でGWも終わり。
仕事(学校)行きたくねー、めんどくせー、やる気出ねーって人も多いと思います。
それが当たり前(ふつう)ですからね