だけど、自分はどうしたいの? | 産業カウンセラーあや相談室/気の向くままにGoing my way♪

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ふつうの人から「気にしすぎだよ」と言われても、職人さんは無意識に気づいてしまう能力を持っているのだからどうしようもありません。

気にしないようにしよう!と思ったらもっと気にしちゃうはずですぼけー

気づいたことを気づかないふりなんてできませんよね。

 

大切なのは、気づいた後にどうするかです。

あなたはもう大人なので、気づいた後にどうするかは、「自分で選べる」のです。

 

他人を助けてもいいし、見守るだけでもいいのです。

それは自分が自分のために選択していいのです。

あなたがしないこと・できないことを、あなた以外の人がしたい・できる場合もあるのですから。

みんながみんな一緒である必要もありません。

 

疲れている、忙しい、できるけどやりたくない、もちろん暇な時だって、自分がしたくないならしなくていいのです。同じように、自分がしたいならしていいのです。

 

この選択は、職人さんにはなかなかできないことですが、ふつうの人にはふつうにできます。

それが、ふつうの人はみんな持っている「ひとりひとりが元気に生きていくための必須能力」だからです。

 

と言われても、他人軸で生きてきた人は、やっぱり「他人にどう思われるか」が気になっちゃいますよね。

 

そんな時は、「他人にどう思われるかじゃなくて、自分はどうしたいの?」と自分に聞いてみてください。

自分に問いかけることに慣れていない人は、ぬいぐるみやペットなどに問いかけてみるといいかもデス。

 

クライアントのSさんは、お気に入りのうさぎのぬいぐるみうさぎにこの問いかけを続けることで、自分軸がしっかりしてきました。

Sさんから「過食が減ったのは、あやさんとうさこのお陰です」と言われました笑

 

以前のSさんは、人に合せてばかりでした。

人に合せることはSさんにとってはふつうのことだったので、それによる疲労感にも疎く、過食ばかりしていました。

でも、自分はどうしたいのかを自分に問い始めたら、少しずつ自分に合わせることができるようになり、過食の回数がぐっと減ったのですニコ

 

他人軸(親軸)が強い人は、「自分はどうしたいの?」の問いに全く答えられないと思います。

今まで「他人(親)はどう思うか」ばかりを必死に考えてきたからです。

自分の気持ちは二の次三の次、いつも後回しだったんですよね汗

 

ならば、子どもの頃の自分に対して、大人になった今の自分がやさしく問いかけるようにして聞いてみましょう。

「(他人はどう思うかが気になるだろうけど)私はどうしたいの?」と。

Sさんは、「Sちゃんは本当はその時どうしたかったの?どうしてほしかったのかな?」と自分に聞いてあげました。

分からないなら、分からないよねと寄り添ってあげます。

そんな風にしてこの問いを繰り返していくうちに、自分軸が鍛えられていきます。

 

私のクライアントの方は、最初はほとんどの方が他人軸(親軸)です。

でも、話すことは気づくことひらめき電球

自分の無意識の癖に気づくと、皆さん自分軸に変わっていきますうさぎ

 

自分軸が強くなるとは、「自分がどうしたいのかという気持ちを大切にできるようになる」ことです。

自分の気持ちを大切に出来る人は、他人の気持ちも大切に出来ます。

自分軸で生きる人が増えていけば、自ずと多様性のある社会になっていきますね。