子どもの頃は、「親を助けられるのは自分しかいない!!」と本気で思っています。
子どもは、自分と親(他人)しか知らないからです。
家庭の中ではそうなのかもしれません。
でも、家から一歩でも外に出たら、親のことを助けてくれる人はたくさんいるはずなのです。
これと同じで、今あなたの周りで困っている人たちがいるとしても、あなたひとりがその人のことをどうにかしなくては!!と思う必要はないのです。
無意識にそう思ってしまうのは仕方がないとしても。
他人軸(親軸)が強く、熟練された、もはや職人レベルの察知能力を持っている人(以下、職人さん)がふつうに気になってしまうことが10あるとした場合、察知能力がふつうの人たち(以下、ふつうの人たち)はそのうちの1~2くらいしか気になりません。
そんなわけで、職人さんたちの心の内を、ふつうの人は全く知らないし分からないし気づきません。
当然、同じ場所にいても、職人さんとふつうの人ではストレス度も疲労度も全然違ってきます。
職人さんは、「どうして自分はこんなに疲れるのだろう?どうしてみんなは疲れないんだろう?」と不思議になります。
続きます。