今日で、あや相談室は24歳になりました
私のカウンセラーとしてのポリシーは、誰もが持っている「時間はかかることがあっても前にしか進まない力を信じる」ことです。
さて、これまでの自分の経験でよく分かったこと、それは「他人の心など分かるはずがない」ということです
知ると分かるは違います。
分かるは、知った先にあります。
知りたい。
知ったからこそ、分かりたい。
分からないからこそ、分かりたい。
この気持ちなくして、対話はできません。
信頼関係も築けません。
親子も血のつながった他人です。
ドラマとかで、「うちの子のことは私が一番良く分かっております!!」って母親が言うセリフ、あれものすごく怖いですよね
他人の心はそう簡単に分かるようなものではありません。
「分かり(合い)たい」と思いながら対話を続けることが大切であり、これこそが相手の人の心に近づく近道なのだと思います
心配するな、人生は何とかなるようにできている。
大切な物を失くしたり、大事な自分を殺したくなったり、いろいろあるけど、それでも何とか前に進んでいけるんだよ。
人間は、日々、更新される。
物語は常に書き換えられていく。
*中村うさぎさんの本『他者という病』より引用
あや相談室24周年を祝ってランチクルーズ