こんにちは!
「自分には欲がない」という人って、どのくらいいるのでしょう?
生きてるだけで、次から次へと色んな欲が出てくるのが自然な感じがします。
人間の欲求には段階があると主張した、アメリカ人の心理学者 アブラハム・ハロルド・マズロー
1段階目は、『生理的欲求』
これは、生きていく上での自然な欲求
ご飯が食べたい!
眠たい!
トイレに行きたい!
これらが満たされないと、生命の維持が不可能となり病気になります。
2段階目は、『安全欲求』
安全な暮らしへの欲求
雨風をしのげるお家に住みたい!
守ってほしい!
この安全欲求は、子供に強く現れます。
3段階目は、『社会的欲求』
集団への帰属や愛されたい欲求
家族、友人、会社から受け入れられたい!
彼氏・彼女が欲しい!
この欲求が満たされない状態が続くと、孤独感や社会的不安を感じやすくなります。
4段階目は、『承認欲求』=自尊心の欲求
価値ある人間と認められたい、尊重されたい欲求
褒められたい!
チヤホヤされたい!
特別扱いされたい!
この承認欲求には、低いレベルと高いレベルがあるとマズローは説明しています。
低いレベルは地位や名声を得ることで満たすことができ、高いレベルは自己肯定感や自分を信じられる精神的に自立することによって満たされます。
この承認欲求が満たされると、「自分は世の中で役に立つ存在だ」という感情が湧いてきます。
逆に満たされないと、焦燥感や劣等感、無力感などの感情が生じます。
ここまでの4段階目までの欲求が、欠乏感による欲求
その欠乏感が強くなると、もっと もっと となり、自分だけでなく、周りにも迷惑をかけることになるので気をつけましょう。
1〜4段階目までの欲求がすべて満たされると、次の欲求が現れます。
最後の5段階目は、
『自己実現の欲求』
自己の可能性を実現したい!
本当に自分がなりたいものになりたい!
自己実現欲求にしたがって、自分の可能性の探求をしたり、創造性の発揮、自己啓発的な行動をするようになります。
ピラミッドにすると、こんな感じ
自分自身 最高に平穏であろうとするなら、音楽家は音楽をつくり、美術家は絵を描き、詩人は詩を書いていなければいけない。
人は 自分がなりうるものに ならなければいけない。
人は 自分自身の本性に忠実でなければならない。
このような欲求を、自己実現の欲求と呼ぶことができるであろう。
『人間性の心理学』より
欠乏感の欲求を満たすのではなく、自分が成長するための欲求を満たす
何歳からでも成長できます![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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ご縁に感謝
Aya