レイトンシリーズ3作目である「最後の時間旅行」をプレイしました。2作目同様、DS版の感想になります。


ナゾ

序盤のナゾナゾとかひらめきの必要な問題が難しめな代わりに、パズルが結構簡単になっていました。また3作目から全ての漢字にふりがながついており、中学生並の知識がないと解けない問題が少なくなったことから考えて、子供でも解けるように作ったせいで算数系のパズルが簡単になってしまったのかと想像します。
小さい子供がプレイしてもストーリークリアまでは難なくいけそうです。難しいトンチの効いた問題はヒント出したら誰でも解けますからね。

うっかりヒントを見てしまった難問→3,7,17,20,25,29,38,101,157
序盤は滅茶苦茶ヒントを使いました。ひらめき系の問題はピカラット少なくても難しいです。 
個人的にはナゾ29「マイホームごっこ」が最難関でした。五角形作るって気付きにくいです…。


ストーリー

ストーリーは添え物…のつもりだったのに、今回はナゾがポンポン解けてストーリー部分を見る時間が長めでした。ストーリー上の謎もテンポ良く解明されていくので、最後までだれずに楽しめました。
ムービーは余計な部分に割いてる感じもありましたが、概ね良かったです。特に終盤レイトンが感情を見せてくれるのが良い。あの点目がショボショボしてくるの見たら泣けてしまいます。

ルークが時計店に入るところがキュートでした。



マップ

探索していて面白かったところは、ストーリーにほぼ関わらないモブが濃いところでした。浮気して奥さんに謝れない爺さんとか、ホテル屋の娘さんとかが好きでした。武装しているのにナゾ解いたら見逃してくれるマフィアも味があって良いです。


欠点はマップ数が無駄に多かったところです。階段とか基本誰もいない橋とか、不要な場所が多いんですよ。移動をもっと楽にさせて欲しかったです。


あと、ほぼロンドンの街ということで外観綺麗でだけど、前作までに比べて面白味がなくて移動が余計に面倒になってきます。

後半になってストーリーが進んで未来ではなく地下空洞にある作られた街と判明すると、非常に魅力ある風景に見えてくるんですが。


オマケ要素

・おもちゃのくるま


ミニカーをコマンド利用してゴールまで導くミニゲームです。全10コース。
レイトンのミニゲームの中では圧倒的に面白かったです。

・おしゃべりオウム
悪魔の箱のハーブティーのシステムを改良した感じです。前作はハーブティーを求める人を求めてかけずり回ったのに対して、時間旅行ではオウムが勝手に話す人を見つけてくれるので、すごく楽でした。


オウムの自己紹介は必見。



・ふしぎなえほん
個人的に微妙でした。シールを全部集めてから貼ると楽で良いです。



その他(個人メモ)

・タッチスクリーンが壊れてきたせいか、記述式の解答をなかなか認識してくれなくて苦労しました。特に今作は記述の文字数多いので、左右の端まで使える必要があるんですよね。


・間違った問題→37/168問。引っ掛け問題に見事に引っかかったのが多いせいか、前作より正答率低くなっても難しくなったという感じはあまりしませんでした。


・プレイ時間→13時間46分。謎の分だけどんどん時間が伸びていきます。


全体的に纏まってて平均的も高い印象ですが、自分としては雰囲気の良い悪魔の箱の方が好きです。
4作目の「魔人の笛」まで買っているので、まだもうちょっとレイトン楽しめそうです。5-6作目、アプリ版ででないですかね。


○シリーズ前作感想


○シリーズ次作感想