レイトン教授4作目、魔神の笛をプレイしました。こちらはDS版しか存在しないようです。
カトリーは何度か移植されているのに、何故…。


以下感想(ネタバレ注意)です。

​ナゾ

レイトン教授からの挑戦状を除けば、かなり簡単になった印象です。
石取りゲームを若干難しくしたようなバルブの問題(問71)や、バニッシュを簡単にしたような問題(問82)等、個人的に楽しめる問題も多くありましたので、難易度は下がっても退屈しないくらいのバランスを保っていました。

スライドパズルは相変わらず、桁違いに難易度が高いです。
ラスト(問170)とか、ヒントめっちゃ優しいなーとか思って解いていたら、2回目のパズルが出てきて度肝を抜かれました。あのパズルだけは攻略サイトのお世話になりました。
全部配管整備(問166)程度の難易度なら自力で解こうっていう気になるんですけどね。

・ヒント使用したナゾ、又は一度でも間違えたナゾ数→25問/全170問(15%)

前作が37問/全168問(22%)だったので、簡単になっているのは間違いありません。



ストーリー

ルーク君との出会いのストーリーです。
最初ツンツンしていながらも、終盤には弟子になっているルーク君が可愛い。それだけで今作の価値はあります。

そしてルーク君の代わりに助手になっているのがレミさん。まさかの格闘タイプでした。
ロンドンの警察の方とも面識があるので、別働隊としても使える人です。パッと見地味でしたが、カッコ良かったです。

大きなどんでん返しは無かったけど、ラグーシとか地下の自然のままの空間とか、最後に考古学的(考古学の範囲に入るのか?)な面を見せてくれたのが良かったです。
行く先々であんな発見していたら、そりゃあレイトン教授も有名になりますよ。

続き物なので仕方がないのですが、ラスボス捕まらないし正体分からないというのは、もやもやします。ラスボス君何しに来たんよっていうまま終わりますからね。

サイドストーリーはまとめて読むことができるようになっていました。個人的には警官のお話が好きです。チェルミー警部…相変わらずカッコ良い感です。



​オマケ

・ミニチュアトレイン
前作のミニカーの類似版。
割と簡単ではあったけれど、面白いからok。
実際動かしてみないと分かり辛い箇所があるので、ミニカーより若干面倒だったかもしれません。

・ミラクルフィッシュ
今作一番面白いオマケ。
それぞれ法則性が違うのが楽しい。
文字の入れ替え回数が多いほど泥沼にハマりやすいので、なるべく短い手で考えた方が良いですが、そのことが分かった頃にはほとんどクリアしていました。

・にんぎょうげき
上2つのおまけと比較すると存在感がないです。とりあえずオマケのミニゲームが3つ要るから数合わせに揃えたのかなーという適当感があります。



ロンドンライフ

長〜いおまけで、ジャンル的にはおつかいゲームです。
ボタン操作のみのシンプルな作りで、タッチパネルと疲れた脳に優しいゲームになっています。

流石に全部クリアするのは大変そうなので、とりあえずメインストーリーだけは終わらせる方向でプレイしました。
脇道にそれながら計6時間程でクリア。クリアだけ目指してプレイしたら、3時間くらいになりそうです。

今までのシリーズに登場した町の住民と話せるのは楽しかったです。
話しかけるだけでハッピーが減っていく相手が居るのには笑います。謎のおじさんが同居したいと申し出てくる方が余程メンタル削られそうですが…。

人の名前覚えるの苦手なので、お使いの相手が誰か分からなくなったときに、名簿には何度もお世話になりました。


・プレイ時間→本編15時間39分+ロンドンライフ約6時間


結構ボリュームありました。作品毎にクオリティが落ちると聞いておりましたが、なかなかの満足度です。
次作が3DSから出てるので、しばらくプレイ見送りになりそうです。
アプリで出してくれないかな。



○シリーズ前作感想