血友病の有病率は、国により異なりますが、資料によれば、日本で人口 10万人に対して 5.9人。イギリスでは 19.1人と、イギリスは日本よりかなり高いですが、それでも、10万人に約 20人という数です。
そういう比較的少ない数の患者の中だけで 1000人を超えるような死亡者が出ていたというのは、どれだけ致命的な「実験」だったかがわかりますが、それを行ったのは、もちろん「医師たち」です。英国政府も後援していたことも記事には書かれています。
発覚したのは、当事者たちが誰もいなくなった数十年後
そして、治験から約 40年前後が経過してから、今回の医療スキャンダルの文書が発覚したわけですが、「関係者たち(医師のほう)は、ほとんどすでに他界している」のです。
治験の実行者たちが、すでに誰もいない中でのスキャンダルの発覚ということになります。
これが示していることは、現在のコロナワクチン問題も、「40年後などなら、どれだけ発覚しても大丈夫」ということを意味します。
その頃には、もう関係者はほぼ他界して、この世にいません(人類そのものがいなかったりするかもしれないですが)。
以前、アメリカ食品医薬品局 (FDA)が保持していた、ファイザーのコロナワクチン有害事象などに関する 40万ページにおよぶ機密書類の開示の問題がありました。
それについて、FDA は当初、
「 75年後までにすべてを開示する」
と述べていたことを思い出します。
75年後は、もう関係者は誰もいない世です。
政府の関係者だって、もう誰もいません。140歳とかまで生きる人がいなければ。
単なる遠い過去の歴史として扱われるだけです。
そういう意味では、今回のイギリスの血液製剤の治験スキャンダルは、むしろ現在起きているコロナワクチン問題について想起させるものでした。
ちなみに、先ほどの FDA が保持していた文書は、アメリカの連邦裁判所から「即事の開示命令」が出され、現在も開示と、その内容の調査が進められています。
皆さまも、お大事に。