LFCのトート型コンポストを使い始めて、
4か月が経過しました。
コンポストというのは、
基材に生ごみを入れて、
それを熟成させて堆肥にするもの。
だから、生ごみを入れて2~3か月したら、
熟成させることになります。
けれど、コンポストを始めてから、
私が猛烈に惹かれたものがありました。
それは、「キエーロ」。
土をたくさん入れた蓋つきの入れ物で、
生ごみを場所を変えて入れることで、
次に入れるときは分解されているため、
土が増えずにずっと使える利点がある、
コンポストの一種です。
私もコンポストを始めたときは、
「できた堆肥で家庭菜園♪」
と思っていましたが、
「堆肥ができ続けてもなぁ。
一度作れば、土も増えずに、
生ごみを処理し続けられる、
キエーロいいなぁ」
と思うようになりました。
それで、ベランダでミニ・キエーロを置こうかと、
ホームセンターで、材料となるプランターを
何度もチェックしていたのですが・・・
いかんせん土が、少なくとも14リットルとか、
28リットルとか必要なんですよ。
けれどうちのマンションは、
台風の時など
「ベランダのものはすべて入れてください」
と言われているので、
移動させるのは大変。
けれどトート型コンポストは、
重さも4.5キロくらいで、
持ち運びが楽々。
食事が済むと、
ベランダから台所にもってきて、
お皿に残った料理の汁や、
排水口のゴミも
チャチャッと入れられるので
とっても便利なのです。
それで私は思ったのです。
「・・・トート型コンポストが
キエーロにならないか?」
と。
生ゴミは90%が水分、
そしてその残りは、
微生物が水と二酸化炭素に分解してくれます。
だから、4か月も生ごみを入れ続けても、
バッグからあふれないわけです。
通常だと2、3か月経つと、
分解しなくなってきたり、
ゴロゴロとかべたべたとかしてくるので、
それが熟成のタイミング、
とあるのですが、
夏で気温が高いこともあり、
調子よく分解が進んでいます。
ネットでググってみても、
トート型コンポストで
キエーロをやっている例はないのですが、
堆肥ができなくても
「生ごみ削減」ができていたら、
私は大満足^^
ということで、
「トート型LFCコンポスト de キエーロ」
絶賛実践中なのです!
コツとしては、
・毎日底からかき混ぜて、
酸素をよく含ませる
・野菜くずはできるだけ細かく
(1センチ四方くらい)刻む
・野菜くずだけでなく、
米ぬか(微生物が喜ぶエサ!)
をカレースプーン1杯ふりかけて
分解促進剤とする
・埋めるとき、スコップでザクザクやって、
生ごみの周りに基材がよく絡むようにする
・上に基材を5センチくらいかける
としていると、匂いも出ないし、
よく分解してくれます。
かき混ぜていると、むわーんと温かく、
「おお!微生物が元気だ!^^」と
嬉しくなります(すでにペット(笑))
基材もすっかり「土」っぽい匂いになりました。
土の匂いって、微生物の匂いだったんですねぇ(笑)
そんなわけで、
「トート型LFCコンポスト de キエーロ」
どこまでいけるか、実践中です(笑)
ちなみに夏場は分解が早いので、
コンポストにトライしてみるなら、
今始めるのがおススメですよー!
生ゴミが出ないし、
コンポスト、楽しいです。
いっしょにやりませんか?(^_-)-☆