言われるまで全然知らなかったのですが・・・
今年の4月から高血圧の基準値が、
「収縮期140/拡張期90」から
「収縮期160/拡張期100」
へと変わったそうです!
健康診断でついつい気になる血圧。
血圧が高いと、動脈硬化で心筋梗塞や脳卒中などの
可能性が高くなります。
なので降圧剤を勧められます。
ただ、高齢の人は、
加齢によって血管が固くなり、
血圧が自然と高くなるし、
血圧が高いことによって、
脳への血液の巡りが良くなる、
という利点もあります。
昔は、「年齢+90」、
(80歳なら、170)と言われていたそう。
1987年の厚生省基準では180以上で「要治療」だったとか。
それが2000年ごろから、
アメリカのデータをもとに引き下げられたもよう。
日本人の臨床データでもなく、
年齢も関係なく、140になり、
「高血圧」と言われる人がドドッと増え、
医者にかかる人がドドッと増え、
降圧剤の使用量がドドッと増え、
降圧剤の効果で
脳卒中は抑えられたかもしれないけれど、
認知症の進みが早くなったとか、
転倒やお風呂での事故も増えた
とも言われています。
とはいえ、そういう話というのは、
あまり出てこないんですよね。
ネットやテレビ、製薬会社の大株主(投資会社)が
似通っている、というのもあるのかしら。
むにゃむにゃ(笑)
でも、東海大学の大櫛名誉教授によれば、
「受診勧奨される人が10分の1になる」
のだそう!
そんなわけで、血圧に悩んでいる方がいたら、
「高血圧の基準値が変わったんだよ!」
と教えてあげてください。
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