先日セッションをした方は、
「息子さんのうちの一人だけが、
どうしても合わない」
というお悩みがありました。
もう成人している息子さんたちですが、
そのお一人は、子供の頃から、
言われたことをなかなかできないというのです。
今も知り合いの会社に勤めているけれど、
「9時に出社」と言われても、
9時5分に出社してしまうようなところがあり、
どんなに言っても直せず、
会社に迷惑をかけていることも心配だと。
これはもう、社会人としてはイケナイ
「息子さんのせい!」
と思うところなのですが・・・
でもこれも、息子さんではなく、
「自分が原因」なんです。
ただ自分の中の
<不安や怖れや思い込み>が、
<現実として見えている>だけなんですね。
思い込みとしては、
「また何かやるんじゃないか」
と思っているから、
思い通りになっていると言えます。
そして不安や怖れは、
「自分の言うことを聞いてもらえない」
つまり、
「自分が親として認められていない」
「自分への自信のなさ」
ということかと思ったのです。
けれど、それを手放すワークをしてみても、
あまりピンときません。
(外しました!(笑))
すると、
「あ、思い当たる怖れがありました!」
と言われたのですね。
それは・・・
「自分が迷惑をかけられる怖れです」。
なるほど!
「自分への自信のなさ」ではなく、
「息子さんがミスすることで、
親である自分責任を負うこと」になると怖い。
そのことが心にあったのですね。
そしてそれをワークで手放してみると・・・
とてもスッキリしたお顔をされたのです(*^-^*)
さらに、息子さんは「迷惑をかけるため」に
生まれてきたわけではない。
自分がモヤモヤを体験し、乗り越える経験をするためや、
「迷惑をかけられる怖れ」に気づき、手放すために、
生まれる前に「憎まれ役」を買って出てくれた、
<魂の協力者>というお話もしました。
それに、「合わないところ」や
「モヤモヤするところがある」
息子さんであったって、
いつまでも心配な、
「大切に思っている存在」
であることは間違いないんですよね!
モヤモヤすることがあると、
「あの人のせい」
「あの人が悪い」と
ついつい思いがちです。
でもそう思っている限り、
なかなかスッキリはしません。
だからといって、
「どうせ私が悪いのよ」と
やさぐれる(笑)のも
本当の意味での「自分が原因」とは違います。
「自分の中に【不安や怖れや思い込み】があるから、
それを現実に見ているだけ」
それに気づくようになると、
すごく軽やかになりますよ。
やってみてくださいね!^^