やりたいことを応援してもらうには? | 恒吉彩矢子オフィシャルブログ「ときめき よろこび 宝さがし」

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セッションで、

「自分がやりたいことを夫に応援してもらえない」

という方がいらっしゃいました。

転職をしたらあまりにストレスが多く、
胃痛や動悸で適応障害の診断をもらい、
退職することに。

本当は、好きなアートとか書を仕事としてやっていきたいのです。

けれど、旦那さんは月々決まった収入がある仕事を
望んでいるというのですね。

でも、彼女が稼がなくても、
旦那さんの収入だけで、
ちゃんとやっていけます。

しかも体が拒否することで、
すでに「そっちじゃないよ」と、
サインを送っているのです。

それに、

「あと1年で死ぬとしたら・・・

心からやりたいわけではない仕事をするのと、
好きなことをやるのと、
どちらが後悔しませんか?」

と訊くと、もちろん答えは出ているんですよね!

では旦那さまをその気にさせるにはどうしたらいいか。

男性は、理詰めで言われるとけっこう納得します。
だから、

「しばらく収入がなくても大丈夫なこと」
「後悔をしたくないこと」

これを心を込めて伝えれば、
「なんとなくイヤ」を崩していけます。

そうしたら、ぜひしてほしいのが、
「協力をしてもらうこと」。

「やらせてくれる?」とお願いをしたり、
許可をもらう言い方だと、

相手は、
「やらせてあげている」
という気になるし、
自分も「悪いな」と引け目を感じてしまいます。

でも、

「これができたら、こんなに嬉しい。
協力してくれる?」


と、協力を求めることだと、

相手は、
「大切な人の喜びのために協力する」のだと、
「やりたい」という気持ちになるし、
自分も「ありがとう、嬉しい!」と感謝できて、
双方が嬉しくなれるんですよね。

けれど、それでも頑固に嫌がる場合もあるでしょう。

そんな時は、旦那さんの心に、あるものがあります。

それは・・・「怖れ」。(出た!(笑))

「自分の知らない世界で仲間を広げたら、
自分はほおっておかれてしまうのではないか」


という怖れ、寂しさがあると、
「やらせたくない!」
と思ってしまいます。

聞いてみると、旦那さんが一生懸命話していても、
ついついうわの空で聞いていることもあるとか(笑)

やっぱり、寂しいことがありそうです。

するとその時、ハッとした顔をされたのです。

「私、子供のころ、母親に話を聞いてもらえなくて、
ずっと寂しい思いをしてたんです」

そしてその時の悲しい気持ちを思い出されたのか
ぽろりとされ、

「主人は、あの時の私なんですね」

と言われたのです。

「人は自分を投影している、合わせ鏡」
という「鏡の法則」というのがありますが、

<自分の中にあるものが、自分の見る現実>

になっています。

自分に、「愛されていないんじゃないか」、
「大切に思われていないんじゃないか」、
という思いがあるから、

「大切に思ってくれていないんじゃ?」

を確認するような、

「やりたいことに難色を示される現実」

を見ることになります。

そして同時に、相手も、

「大切に思ってくれていないんじゃ?」

という怖れや不安をもっているんですね。

だから、「自分が」
その怖れや不安を手放していけば、
相手も変わるし、
見る現実も変わっていくんですね。

まずは、

「分かってくれないじゃ」
「許してくれないんじゃ」

と思っていると、
そういう現実を見ることになる、
と気づくこと。

そしてその奥には、

「自分は大切に思われていないんじゃないか」

というような自己否定の不安や怖れがあることを
認めること。

認めたら、「これかぁ~!」と手放していきます。

そうしたら、心に屈託がなくなるので、
心を込めて話を聞いたり、
「大切に思っているよ」
「感謝しているよ」という言葉もスラスラ言える自分に
なっていることにも気づくようになるでしょう。

そうしたら、旦那さんの心の寂しさもなくなって、

「自分は大切に思われている」という信頼になったら、

奥様の願いに快く協力するようになるので、

最終的に


「心から安心して好きなことに打ち込める自分」

という現実を見るようになるんですね。

 

人は誰もが

 

「心からやりたいこと」

 

をするために生まれてきました。

 

できていないなら、それはただ、

 

「ムリなんじゃ」

 

と怖れているから、

その現実を見ているだけ。

不安や怖れを手放して、

「自分が心からやりたいこと」

をどんどん応援してもらいましょう!キラキラ

 


 

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