アンカリング効果の話を続けます。
アンカリング効果とは、最初にインプットされた強烈な情報(アンカー)が、後の判断にまで影響を及ぼすことを指します。
中学高校とたくさんの人と出会うことのできる貴重な環境。
誰かを好きになったり、付き合ってみたり、そういった浮いた話も多くなる時期ではないでしょうか。
例えば今、友達に
「どんな異性がタイプなの?」
と聞かれたとしましょう。
答え方はいろいろ考えられますね。
〇組の●●さん!、女優の△△!
のように具体例が挙がることもあれば
キレイ系で、勉強ができて、運動もできて、、、
のように要素で上がることもあるでしょう。
実はこれ、すべてアンカリング効果の一種だと心理学的には解釈されます。
女優の△△が好きな場合は、その人の情報がアンカーとなっていて、他の異性と比べるときの判断基準になっています。
キレイ系の人がいい!と答える場合は、
脳の中に自分の理想とする容姿が知らず知らずインプットされていて、それと無意識に比較しながら判断を繰り返した結果、自分の好みは日本語でいう「キレイ系」という言葉と近いんだなと解釈しているんだそうです。
そこまで難しく考えながら恋愛している人なんてごく少数化と思いますが。
皆さんの人生のアンカー、何か思い当たるものはありそうですか??