玉置妙憂さんの講演会と智諒さんのマインドフルネス瞑想 | 終わらない歌ばらまいて

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スピリチュアルケアワーカーてくてく実践活動記録

1月21日に光寿山阿弥陀寺智諒庵に行ってきました。
10月にスピリチュアルケアワーカーの授業で臨床瞑想法の授業を受けたのですが、その途中で体調が悪くなってしまいました。
そのリベンジというか、近場のお寺で定期的に瞑想ができるところはないかなぁと探していたら、face bookで智諒庵カフェとして、マインドフルネス瞑想をやっていると知り、思わず申し込んでしまいました。

中村智諒さんは僧侶でアロマセラピストでいらっしゃいます。臨床瞑想指導師でもいらっしゃるので、どんなマインドフルネス瞑想かと楽しみにしておりました。
11月にマインドフルネスネス瞑想とヨガの会に申し込みをし、今回は2回目の智諒庵カフェ参加でした。

まず、ご本堂で参加者全員で正信偈を唱えます。正信偈は母の法事以来だったのですが、小学生の頃近所のお寺でお経を町内の子供たちみんなで習っていたころを思い出しながら唱えておりました。
配られたお経の本が、下半分に現代語訳が書かれていてとても分かりやすく、じっくり読んでみたいなと思いました。

次に、智諒さんのマインドフルネス瞑想が始まりました。
スライドを見ながら、瞑想についての説明がありました。瞑想体験とは、流す訓練だそうです。小川に葉っぱがあって、その上に思い浮かんできた想念を乗せて、流していくのだそうです。

 

智諒さんの優しい声の誘導で、頭の上から足の裏まで、全身を順番に力を抜いていきます。その後空白の時間があったのですが、自分の心の中に浮かんでくる想念を見つめて、こんな思いがあるんだなーと流していきました。
最近、ウィンターブルーなのかと思うぐらい、疲れていたのですが、脳がSNSなどのジャンク情報でいっぱいだったようで、瞑想のお陰ですっきりしました。

その次は、玉置妙憂さんの講演会「生き方と逝き方に向き合う」を拝聴しました。
智諒さんと妙憂さんは、比丘尼サンガで毎月一緒にzoomで勉強・情報交換会を開催されているそうです。

一番印象的だったのか、「少し楽になるかもしれないご提案」というところでした。
1.思考の鎖を断ち切る
 脳は一つのことしかできないので、身体を動かし、脳を休める。歩く瞑想で、5歩目を大きく動かすというのがいいなと思いました。

2.言葉をメンテナンスする
 我々は仮想現実に生きていて、それを形づくっているのは自分が使う言葉だそうです。今日もろくなことがなかったと言えば、そうなっていくのだそうです。
 
3.この世は諸行無常と知る
 悲しみや苦しみは一生続くと思ってしまうが、必ず変わっていきます。自分が楽になるように「諸行無常」という考えを使うといいそうです。

4.執着を捨てる
 こういうもんだという「フレーム」が強ければ強いほど苦しみが強くなるとのことでした。不登校で「学校行かなくては」という悩みも、いろいろと活路はあるそうです。

5.自利を満たす
 自利を満たすものをいろんなレベル(段階)で30個もつといいそうです。そして、全部自分でできることにすることがポイントだそうです。
 
講演会後は、智諒さんと妙憂さんを囲んで参加者みんなでおむすび弁当をいただきました。色々とお話が聞けて楽しかったです。
食後のハーブティやお菓子もいただき、幸せな空間でした。また、智諒庵カフェが開催されたら、参加してみたいです。