講師は山添正先生でした。
テキストが易や共時性ということについて書かれていたので、わくわくしながら受講しました。
授業を受けながら、「共時性」ということで、思い浮かんでいたことがあります。
スピリチュアルケアワーカー援助論コースを受講してみて、医療・福祉関係者ではない私にできることとは何だろうかと真剣に考えるようになりました。
ふと読書療法という言葉を聞いたことを思い出しました。
病気の時は文字を読むのもしんどいだろうと思い、絵本や写真集などを勧めて、会話のきっかけにしてはどうだろうかと思いました。
それ以外にも、趣味でイラストを教室で習っていたことがあります。
教室では好きな写真の輪郭をトレスして、それに塗り絵のように彩色する初心者でもできる技法を習いました。
何かその技法をケアやコミュニケーションに活かせればと思っていました。
今はまだスピリチュアルケアもイラストもひよっこですが、いずれはそれらを融合して活動していければいいなぁと夢見ていました。
12月に日本スピリチュアルケアワーカー協会の公開講座に出席し、その後の懇親会にも参加してとても楽しかっです。
帰宅後、ふと「スピリチュアルケアワーカー」で検索をしてみたら、「スピリチュアルケアワーカーさん登場@エールマガジン」という見慣れない検索結果がありました。
クリックしてみると、懇親会で私の斜め前に座っていた女性の画像が出てきました。
みのおFMという地域のラジオ番組にスピリチュアルケアワーカーの方が出演したという記事でした。
その女性の手には出版したという著作のスピリチュアルケアの絵本が握られていました。
これだ!と思いました。スピリチュアルケアの絵本なんてあるのだろうか、やっぱり自作するしかないのかなぁと思っていたので、早速そのスピリチュアルケア絵本をAmazonで購入しました。
更に気になり、彼女のface bookのリンクもクリックすると、ゼンタングルやカリグラフィーなど素敵なアート作品の画像が次々と出てきて、あぁすでにアートとスピリチュアルケアと合わせて活動されている先輩がいるんだと、とても勉強になりました。
たまたま懇親会で斜め前に座っていた初対面で名前も存じ上げなかった方が、たまたま検索で出てきて、ずっと求めていたスピリチュアルケアの絵本を制作していて、いつか叶うといいなぁと思っていたスピリチュアルケアとアートの活動を実際にされていたので、偶然とは言え私には意味があることと思えて、共時性を強く感じました。
易というと占いの印象でしたが、ユングが易だけでなく、占星術やタロットにも精通していると知り驚きました。
心理学と言うと、科学主義的な西洋の学問と言ったイメージが強かったです。
今日の授業によって、ユングもスピリチュアルケアももっと懐が広いものだということが実感できました。
もっと頭を柔軟にして現代の常識に捕らわれず、どんどん色々な分野を吸収していきたいと思いました。