レギュレータ交換その3 | イルカに乗った中年

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レギュレータ交換のつづきです.
 
ジェネレータ(コイル)の短絡を疑いましたが,使用したテスターには「×1」レンジがなく,「×10」で測定していたため,読み取ることができていませんでした.ひと目盛りのさらに10分の1ではわかりませんね.
 
1オーム以下を測れるテスターを持っていないので,とりあえずジェネレータの様子を見てみることにします.
 
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ジェネレータを開ける前に,コネクタが溶けていないか確認します.
きれいです.溶けていません.コネクタを外して確認しましたが,異常ありませんでした.
 
 
コネクタに異常がなければジェネレータにも問題なさそうですが,念のため確認します.
 
ジェネレータの位置はココ.右側です.
 

 

開けた様子がこちら.カバー側にコイルが固定されています.

モーターとは逆でコイルではなく,コイルの外周のフライホイール(磁石)が回って発電しています.

 

外観は溶けていたり,焦げていたり,短絡していたりなどの損傷は見受けられませんでした.

 

ジェネレータは損傷していないようです.

 

 

写真のジェネレータは12極(突起が12個)ですが,発電能力を向上させるため,後期型は18極に改良されているそうです.つまり,私のジールは前期型です(過去の記事は修正,追記しました).

 

ジェネレータを組み直し,もう一度電圧を測定してみます.

レギュレータのコネクタを外し,バッテリー端子ではなくジェネレータ単体で測定しました.

 

結果はアイドリング時で13ボルト強.回転数を上げると電圧も上昇しているので,ジェネレータ自体に問題はないようです.


レギュレータ交換後,遠出を含み何回か走らせていますが,セルモータは元気にキュルキュル言って回っていますので,充電されているようです.前回は2ヶ月でバッテリーが上がってしまっていたので,しばらく様子を見てみようと思います.

 

 

ジェネレータがダメだったら中古で18極のものに交換しようと思いましたが,外周がやや大きくなったため,フライホイールも交換しなくてはならないそうです.

FZR250R(3LN)と同じエンジンなので市場に出回っているかと思いましたが,1品しかありませんでした.

 

レギュレータの故障で間違いありませんが,これでまた上がってしまったら,18極のジェネレータに交換を考えます.

 

 

【おまけ】

レギュレータの入っていた封筒.台湾から送られてきました.

台湾の記念切手がいっぱい貼ってありました.

 

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