収納スペースのないバイクに欠かせないのがバッグ.以前から持っていたバッグですが,実はコレ,タンクバッグなのです.
それなら,タンクに付ければいいだろ?
そうなんです.そのままタンクに付ければいいのですが,後ろに付けたかったんです.なんとなく.
本来ならばキャリアを取り付けたいところですが,20年も前のマイナーな車両に専用のキャリアなんてありません.ベンチュラを除いては.
まだ新品であるようですが,基本ベースだけで1万5千円也.高すぎます.買えませんというより買いません.
となると,いまあるタンクバッグでどうにかするしかありません.
はじめはゴムロープで留めていましたが,取り外しがやや面倒でした.それに見た目がカッコ悪いです.
新車のジールには通称「ジールバッグ」なる防水性のあるバッグが標準装備されていて,必要な時にシート下から出して留められるようになっていたそうです.シート下にバックルがあったのはそのためです.書類や車載工具を固定するたのものだと思っていました.
もちろん,譲ってもらったときにはバッグはありませんでした.
バックルの形状には規格がないようで,行く店行く店形状が違います.既設のバックルに合うものがなかったので,ベルトから作り直しました.
バッグ側は裏面に通す穴があったので,バックル付きのベルト作って通しました.
後ろ側はウィンカーにフックを掛けて留めらるようにしました.
外観はこんな感じです.上面のクリア部分の劣化防止のためとバッグ容量以上のものを積めるようにネットを付けています.
連泊などで大きなバッグを積みたいときは,4か所のバックルを利用すれば,固定することができます.固定用のベルトはまだ作ってませんけど.
外したバッグは本来の位置のタンクに取り付ければOK.
使わないときは簡単に取り外せることができ,元の何もない状態に戻ります.
見た目良く,シンプルに,簡単にを目指し,半年の構想の末,この形になりました.
いままではゴムロープを引っ張って付けたり外したりしていたのですが,いまはバックルを「パチッ,パチッ」とするだけ.とっても簡単で便利です.
地味で目立たないドレスアップですが,とっても満足しています.