イルカに乗った中年 第2部完 燃料コック再オーバーホール | イルカに乗った中年

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「ジャンプするイルカ」こと,ヤマハZeaLをメインにしたブログです.

ジール再生計画第2部.今回は燃料コックです.

 

燃料タンクも直り,完全な状態で走らせることができるようになりました.

 

バッテリーが弱くなっているので,ケーブルをつないでの始動です.

 

キルスイッチのON/OFFを繰り返してキャブレターに燃料を送ります.エンジンには問題がないので,難なく始動しました.

 

暖気運転後,その辺を走らせてこようと思ったら,エンジンが止まってしまいました.押しがけしても再始動しません.エンジンが止まった状態でのヘッドライトは付いてるのかわからないくらいの明るさです.

 

ケーブルをつないでセルを回したら,パチッと音がしたので,ヒューズが飛んだのかの思いましたが,ヒューズは切れていませんでした.

それ以上は壊れそうな気がしたのでやめました.

 

どうやらバッテリーが完全に上がったようです.バッテリーを充電することにしました.

 

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バッテリーを外しているときにふと燃料コックに目を向けると,燃料コックからガソリンが漏れていました.

ネジを締めましたが,漏れは止まりません.はい,パッキン交換です.

 

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実は,燃料が少ない状態で「ON」側に燃料コックをひねっても燃料は流れ出ていました.「OFF」では止まり,漏れはなかったのですが,最後の最後にこれです.一筋縄ではいきませんなぁ.

 

しかし,この先漏れ出してくることを考えると,この段階で症状が出て良かったと思います.プラス思考で考えることにします.

 

ほぼ満タンに入れたガソリンを抜いて,この日の作業は終了です.

 

 

パッキンを注文します.顔みたいなやつとOリングです.モノタロウで注文しました.

 

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燃料タンクを外すのがもう面倒くさくなってきたので,手が入るのでそのまま交換しました.

 

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分解した部品がこちら.(左から2番目と3番目,右から3番目と4番目の順番が逆です).下の二つが交換部品です.

 

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組み直してガソリンを入れます.

漏れはありません.「ON-OFF-RES」の切り替えも問題ありません.

 

ただ,固いです.

 

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充電していたバッテリーをつなぎ,エンジン始動です.

暖気運転中も漏れはありませんでした.

 

公道を走らせました.ステアリングのグリスアップをしてから初めてです.

 

ステアリングも滑らかに動き,走行に支障ありません.その後の漏れもありませんでした.

 

 

これでまともに走れるようになりました.燃料タンク,キャブレター,フロントフォーク等々,オーバーホールした箇所はたくさんありました.

 

原因がわからず,何度もやり直した箇所もありました.

 

よくここまでできたものだなぁと,自分でも感心しています.しかし,私一人でやり遂げたものではありません.会社の整備士,ネット上のブログを上げている諸先輩方にはこの場を借りて感謝申し上げます.ありがとうございました.

 

 

今回で第2部を終了します.

第3部として,その後の再生計画を上げていきたいと思います.

最後までお付き合いありがとうございました.

 

第2部完

しんでんあきら