アートセラピーの源流が、美術教育からのものと、医療の中の心理療法というふたつあることにも理由があるかもしれません。
アートに対する市民の意識の違いもあるかもしれません。
日本の場合は、美術教育からのアートセラピー教育が趨勢となっているように思えます。
海外ではアメリカとイギリスが、アートセラピーの歴史をつくってきたと思います。
イギリスのアートセラピー教育の様子は、『対人援助のためのアートセラピー』の中で、詳しくレポートされています(理論的な部分もほんと詳しいと思います)。
そんななか、ようやくというか、日本でも本格的な臨床アートセラピストの育成が始まります。
アメリカ・アートセラピー協会が設定している大学院におけるアートセラピー学科のカリキュラムにほぼ準じた形でプログラムが組み立てられています。
日本で精神医学と心理学をベースにした臨床アートセラピーを学べるところは、おそらく他にはないのではないでしょうか。
やっと自分の職場でアートセラピーを始めたばかり私としては、これにはとても惹きつけられます。
かなり資金もかかりますが、海外へ勉強に行くことを考えたら、安いのではないかと思います。
臨床現場でアートセラピーを実施している方/はじめている方、アートの可能性を信じて臨床現場での新しい可能性を開いていきたい方、心の臨床現場で患者さんにより深く楽しんでいただける治療技術を学びたい方たちにとって
注目のトレーニング・コースが、「臨床アートセラピスト/養成コース」だと思います。
対人援助のためのアートセラピー/山上 榮子
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