アワタリア イタリア的飲み食い日記 -2ページ目

御礼7周年記念イベント

やってきました。

アワタリア7周年記念イベント。

粟田らしくゆるーいホームパーティスタイルで
たくさんの方々が遊びに来てくださいました!

メニューは
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こんな感じで普段一緒に仕事させてもらっている人達から最高の素材、パン、ケーキ、料理を取り寄せて粟田もジョルジョ直伝のレバーペーストを久々に作りました!

ご協力いただいた皆様有難うございました!

三陸かき2キロと牛頬肉4キロ平らげた皆様の食欲は圧巻でした〈爆)

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こんな感じで
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わきあいあいと
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バタバタしていてこんな写真しか取れませんでしたが

最高に楽しい時間を過ごせました。

ワインは5種類用意いたしましたが
メインは
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Barbaresco Bric Mentina’04 La Canova
バルバレスコ ブリック メンティーナ‘04 ラ カノーヴァ

ピエモンテ州 ネッビオーロ種
質実剛健。時代に媚びることがない素晴らしい造り手のもの。
スムーズなアタックから おいしい果実とスパイス、タンニンが溶け込む。
今、まさに飲み頃を迎えていて、土、鉄、キノコ、トリュフの風味。
この季節、あらゆるメインディッシュと寄り添える一本。

バルバレスコって高級ワインですが
バローロで働いていたときに20代くらいの客が何かいいこと
あったら皆で飲める的なワインなんですよね。プロドットーリのやつとか。

日本でこういうのをやるのは難しいんだけど
粟田の意地というか、頑張ればこの値段でも楽しんでもらえるというのを表現したかったのです。

特に若い人達の食への無関心さに危機感を感じていますので
こういう会で食文化や素晴らしいワインを発信していきたいと思っています。

そう、草の根運動!

長い挨拶文を掲載しますので良かったら読んでください。

又、来月もやろうと思っています!!



本日はAwatalia7周年記念Casa di Awataliaへ
遊びに来ていただき誠に有難うございます。

思えば2004年、6年に及ぶ波乱に満ちたイタリア生活を終え、帰国してから7年間
なるべくイタリアが持っている素晴らしい食文化、小規模生産の
ワイン職人の魂を良心価格でお伝えすることをモットーに
気がついたら前代未聞の“フリーのソムリエ”として活動することになっていました。

「ワイン業界のテロリスト」とあだ名をつけられ、「ゲリラソムリエ」と陰口をたたかれる
通常の大人としては明らかに欠如している粟田みたいな人間が
何とか生きていられるのも皆様のお陰でございます。(いやー本当に。。。)

今日の企画は「もっと広い世代の人に気楽にワインと食を楽しんでもらえないか。」と
頭が悪いなりに考え、原点に返りフィレンツェ時代によくやっていたホームパーティを
日本でも出来ないかという発想でした。
彼らは合理性には掛けていますが友人、家族を大事にする心は
素晴らしいものがあります。
そういった暖かい雰囲気で皆様に楽しんでいただければと思っております。

また、ここ数年、私たちを取り巻く食は危険にさらされています。
家族同様に大切な皆様といつまでも、おいしい時間を共有できるよう
なるべく避けていただきたい物を少しずつ紹介したいと思っております。

是非、参考になさってください。

ちょっと狭いですが〈汗。。。。〉楽しい時間をお過ごし下さい。


粟田 圭一













ホウボウの気持ち

土曜日は恒例の料理教室&ワイン会でした!

寒い中、皆さん本当に有難うございました。

実は今回はアサブラで知り合った方から紹介いただいた
逗子在住の魚の仲買人さん、長谷川さんに極上のホウボウを送っていただきました!

ワインをやっているからこういう出会いがあるのですね。
出会いに感謝です。
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いやー本当に魚のプロフェッショナルの方で「ヒラメは60センチくらいまでがうまい」とか
「ホウボウは大きい方がうまい」とか色々勉強になりました。
ちなみにメアドはosakana fallingloveです〈笑)

今回のホウボウも〆方や内臓の処理とか完璧でした。

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石井先生の魚のさばき方教室。皆さん真剣です。



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和気あいあいに格闘しております。

この間は私は・・・・。

はい。

勿論、洗物です。〈爆)

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まずはカルパッチョ。

あまみがあって、適度な歯ごたえ。極上オリーブオイルと。

そして
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アックアパッツァです。

最高にこの料理にあっている、貝やケッパー、オリーブのエキスがしみ込んだ
プリプリの身はたまりませんでした!

ワインはやはりカンパーニャのずば抜けたグレコと!
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Greco di Tufo’08 Bennito Ferrara
グレコ ディ トゥーフォ‘08 ベニート フェラーラ


カンパーニャの中でも長い歴史を持つグレコ種。
その中でもずば抜けたポテンシャルを放つ造り手。
20年から40年の樹齢。
ナッティで力強く、グレープフルーツの爽やかな
苦味と良質なミネラル。

やはり土地の料理には土地のワインですね。

バッチリ嵌りました!

詳細はこちらです。

次回3月19日は長谷川さんに極上のスカンピ海老を送ってもらおうと思っています。

是非、遊びに来てください!

イタリア最古のパスタ 

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Testaroli(テスタローリ)です。去年、リグーリア出身アルマーニのフランンチェスコ氏がコラボした時に作ってくれました。胡桃ソースの物でした。

素朴ですが他のメニューを差し置いてアンケートで一位になりました。

やはり彼らが1000年以上食べ続けているのにはそれなりの理由があるのですね!

以下クレアパッソより

テスタローリは、古代ローマ時代に生まれたと考えられていて、イタリアでも最古の部類の粉物。
小麦粉と水を混ぜた生地を浅鍋で焼いた、いわば厚焼きクレープ。
でも、焼いてから切ってゆでる、というのがクレープとは違うところ。
トスカーナ料理なのに、サルサはジェノヴァ名物のペースト。
それは、テスタローリがルニジャーナ地方の料理だから。

ルニジャーナ地方はトスカーナの北の端にあります。
ここ。
直線距離ならフィレンツェよりジェノヴァの方が近い。
すぐ西にはチンクエテッレもあります。

海には近いけれど、ルニジャーナ地方自体は山の中。
西はリグーリア、北と東はエミリア・ロマーニャの山に囲まれています。


ルニジャーナは、紀元前177年にローマ人が作った町、ルーニがルーツ。
ローマへの巡礼が通る街道もあり、トスカーナとエミリア地方を結ぶ交通の要所でした。
森に囲まれたこの地方は、ポルチーニや栗の産地。
そして一番有名な料理が、素朴なテスタローリ。
うーん、ちょっと地味かな。


ルニジャーナ観光協会が作ったPVがありました。
約15分と、かなり長いです。
歴史の古い地方で、山に囲まれているのがよく分かります。
6分35秒あたりから料理の話も出てきます。
テスタローリは7分頃に登場。




テスタローリは、テストという蓋付きの鋳鉄の浅鍋で焼きます。
こういう道具。
この鍋、昔はテラコッタ製だったそうで。
熱した炭や薪の上に脚付きの土台を置き、その上に浅鍋部分をのせます。
そして蓋をしたら、熱い灰や炭をかぶせて焼きます。
焼き上がりはこういう状態。

ルニジャーナ地方を紹介するサイト、bagnonemia.itのテスタローリのページでは、「本物のテスタローリはテストに入れてかまどで焼くもの。
フライパンに入れてコンロで作るなんて論外」、と、熱く語ってます。
「スーパーには工場で作った大量生産のテスタローリも並んでるけど、私に言わせれば、あれは美味しい物を知らない人が食べるもの。
ルニジャーナには、テラコッタのテストで美味しいテスタローリを作る人たちがいるから、ぜひそういうものを食べてください!」
だそうです。

それでは、この人のリチェッタをどうぞ。

テスタローリ testaroli
材料;2人分
0番の小麦粉・・200g
水・・1.5カップ


・テストを熱する。
・材料を混ぜてなめらかな生地にし、レードルでテストの浅鍋部分に広げる。厚さは3㎜以下。
・蓋をかぶせて数分焼く。
・取り出したら焼き上がったものから重ねていき、ゆっくり冷ます。
・幅4~5㎝に切り、さらに四角く切る。
・沸騰した熱湯に塩を加えて火を止める。テスタローリを入れ、柔らかくなって浮かび上がったら味を見て取り出す。
・皿にサルサを敷き、その上に水気を切ったテスタローリを重ねていく。全部盛り付けたら残りのサルサをかけてチーズを散らす。



サルサは色々あるけれど、やっぱりジェノヴェーゼのペーストが定番、とこの人も言ってます。




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そんな彼とまたコラボする事になりました!

本当に楽しみです。

是非、本物の自家製パスタを体験下さい!

■日時:平成23年3月6日(日) 18時より 半立食
■場所:銀座アルマーニ プリヴェ

【予定メニュー】
キャビアのせ 駿河湾産 白魚のフリッテッラとマグロのブレザイオーラ 
クレーマ ディ ファーヴェ
イタリア最古のパスタ テスタローリのペーストジェノヴェーゼ
リコッタチーズとほうれん草の自家製マルファッティ 雉のラグーソース
牛フィレのグリル モリーユ茸のソース イタリア産黒トリュフかけ
ゼッポレのクレーマ ディ アマレーネ

【予定ワイン】
フランチャコルタ ブリュット ミッレジマート'06 ヴィッラ
コッリ ディ ルーニ ヴェルメンティーノ ‘08 イル モンティチェッロ
バルバレスコ パイエ‘05 ロアーニャ
ブルネッロ ディ モンタルチーノ‘04 リジーニ
アントス ブラケット‘08 マッテオ コレッジャ

ご予約、お問合せはこちらです!

是非皆様のご参加お待ちしています!!

今後のイベントスケジュールは

2月12日(土) 13時より 第25回イタリアマンマの料理教室&ワイン会
         目黒 石井料理教室にて 残2席

2月19日(土) 13時より ピエモンテ料理を中心としたイタリアワインを楽しむ会
         代々木公園 オストゥにて ほとんど満席!有難うございます。

2月27日(日) 13時より 第67回イタリアワインを楽しむ会
         新宿ベッラヴィータにて残8席

3月6日(日)  18時より   第5回フランチェスコ マッツィ氏とのコラボレーション
           銀座アルマーニ プリヴェにて

3月21日(祝) 15時より  第23回極上スイーツとデザートワインの会
           武蔵小山 ドゥボンクーフゥにて




加工でんぷんってご存知ですか?

加工でんぷんってご存知ですか?

主に冷凍うどんのシコシコ感を出すためや市販のパンをいつまでも
フワフワさせるために使用。

天然でんぷんとはじゃがいも、米、とうもろこし、小麦、サツマイモなどの
植物から太陽の力、光合成により作り出される物質。
人類が生存するために絶対必要な栄養素のひとつ。
一般的には小麦粉、コーンスターチ、バレイショデンプンなど。

加工でんぷんとは天然でんぷんに化学薬品を混ぜ合わせた合成物質。
合成保存料や合成着色料と同じ類の物。

人体実験は4日間。
他の発ガン性物質は最低でも6ヶ月は行わないと症状は出ない。

以前はデンプングリコール酸ナトリウム
(アイスクリームなどの乳化安定剤として)
デンプンリン酸エステルナトリウム
(小麦商品の接着剤的に使用)
安定剤、増粘剤として表示しなければいけなかったが
政府と企業の癒着により2008年より加工でんぷんと
とだけ表示すればよくなった。

化学者の中には遺伝子組み換え食品より危険性があることを危惧する声も。

完全に危ない食品を口にしないというのは無理です。
しかし、知識があることで出来る限り避けることは出来るのです。
アメリカ産の柑橘類やバナナのように明らかに発がん性の高い食べ物や
上記のような物は消費者が出来る限り買わないというのが
一番の手段だと思いますが皆様はどうお考えになりますか?

いたずら者参上

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ベッラヴィータにあやしい足が・・・・。



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パソコンをいたずらし始めました。。。。。。


おしおきに



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ローストされてしまいました。

仔鹿のローストはこれぞキング オブ 赤身肉という野性味溢れた肉本来のうまみ口の中に溢れる
絶品でした!

ワインは$アワタリア イタリア的飲み食い日記
Taurasi Riserva’04 Perillo
タウラージ リゼルヴァ‘04 ペリッロ

カンパーニャ州、タウラージ地区の中でも
標高680メートルの高地。
なんとプレ フィロキセラの樹齢が90年以上に及ぶ樹が残る。
一つの樹に一房しか葡萄がならない生産本数は極少。
収穫時期は12月になることもあるワインは
南とは思えないキレイな酸と複雑さを兼ね備える。
ワイルドでありながら上品さを極めた最高傑作。

もうアジアカップの長友のプレイくらい格が違う感じです。

仔鹿のバンビちゃんにはかわいそうなことしたけど
「最高のワインとおいしくいただきました。」

ワイン会詳細はこちらです。

2月のイベント残席案内です。
2月5日(土)  13時より アワタリア7周年記念イヴェント カーザ ディ アワタリア
         レンタルスペース恵比寿にて ほとんど満席〈有難うございます!)

2月12日(土) 13時より イタリアマンマの料理教室&ワイン会
         目黒 石井料理教室にて残5席

2月19日(土) 13時より ピエモンテ料理を中心としたイタリアワインを楽しむ会
         代々木公園 オストゥにて 残4席

2月27日(日) 13時より 第67回イタリアワインを楽しむ会
         新宿ベッラヴィータにて


お問合せはこちらです。


今日も寒いですが今週もおいしい物食べて元気にいきましょう!